日産・キャブスター
キャブスター(Cabstar)は日産自動車がかつて製造していた小型トラック・バンである。ダットサンブランドで売られていた。現在は後継車である、日産・アトラスの輸出車の名称になっている。
歴史
編集初代(A320型系、1968年-1976年)
編集- 1968年10月7日[1] キャブライトの後継車としてA320型系登場。
- 1970年 フロントグリルの小変更。エンジンを1.3Lに拡大し「キャブスター1300」(A321型系車)となる。
- 1971年 1.5Lエンジン車追加。
- 1973年5月 マイナーチェンジ。前面が大幅に変更される。
2代目(F20型系、1976年-1982年)
編集- 1976年1月 F20型系登場。ホーマーと兄弟車に。同時にライトバンが廃止され、トラックのみの構成となる。前車軸の位置を座席下へ移動し、乗降性と足元スペースを改善した。
- 1977年11月 長尺スチール製高床車追加及び一部改良。
- 1978年4月 マイナーチェンジ。
- 1978年10月 1.0t積み低平床車(スーパーロー)追加。
- 1979年9月 54年排出ガス規制対応及びマイナーチェンジ。型式がF21型系車となる。乗降性向上のためステップを追加。モデルプレートが現行車種で採用されている書式に変更。
- 1982年2月、ホーマーとの統合により車名をアトラスに変更し、F22型系にモデルチェンジ。
3代目(F24型系、2006年-2013年)
編集→詳細は「日産・アトラス § 3代目 F24型系(2007年-)」を参照
アトラスの輸出名称として、2006年に、アトラスに先行して発表。ルノートラックがOEM供給を受けるとして、マキシティとして発売。 2014年に、キャブスターから、NT400に名称を変更。
備考
編集出典
編集- ^ 「日産自動車社史1964-1973」(1970年12月26日発行)P123