日本顎関節学会
一般社団法人日本顎関節学会(にほんがくかんせつがっかい、Japanese Society for Temporomandibular Joint;JSTMJ)とは、顎関節を中心とした学問を取り扱う専門学術団体の一つである。日本歯科医学会の専門分科会。
一般社団法人日本顎関節学会 | |
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正式名称 | 一般社団法人日本顎関節学会 |
英語名称 | Japanese Society for Temporomandibular Joint |
略称 | JSTMJ |
組織形態 | 一般社団法人 |
事務局所在地 |
日本 〒170-0003 東京都豊島区駒込1-43-9 駒込TSビル 口腔保健協会内 北緯35度44分8.88秒 東経139度44分47.65秒 / 北緯35.7358000度 東経139.7465694度 |
法人番号 | 3013305001304 |
人数 | 2,443名 (2013年9月30日現在)[1] |
理事長 | 依田哲也[1] |
活動内容 |
学術大会の開催 『日本顎関節学会雑誌』の発行 専門認定 表彰等 |
活動領域 | 顎関節 |
設立年月日 |
1980年6月14日(日本顎関節研究会として)[2] 1988年(日本学関節学会として)[2] |
設立者 | 岡達、高須淳、高橋庄二郎、小野尊睦ら[2] |
上位組織 | 日本歯科医学会 |
プロジェクト | 日本顎関節学会専門医制度 |
ウェブサイト | http://kokuhoken.net/jstmj/ |
概要
編集1980年に顎関節研究会として設立、1988年に日本顎関節学会となる。2019年9月30日現在会員数2,186名[1]。
学会誌
編集専門認定
編集- 歯科医師
- 日本顎関節学会専門医
- 日本顎関節学会指導医
学会賞
編集- 日本顎関節学会学会賞学術奨励賞
- 日本顎関節学会学会賞学会特別賞
- 日本顎関節学会学術大会ポスター発表優秀賞
大会等
編集年 | 月日 | 名称 | 会長 | 会場 | テーマ | 参加者数 | 備考 |
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1980年 | 6月14日 | 第1回日本顎関節研究会 | 岡達 | 愛知県貿易会館 | [3] | ||
1981年 | 7月11日 | 第2回日本顎関節研究会 | 高須淳 | 御堂会館 | [3] | ||
1982年 | 7月10日 | 第3回日本顎関節研究会 | 高橋庄二郎 | 日経ホール | [3] | ||
1983年 | 7月9日 | 第4回日本顎関節研究会 | 岡増一郎 | 福岡電気ホール | [3] | ||
1984年 | 7月14日 | 第5回日本顎関節研究会 | 小野尊睦 | 京都産業会館 | [3] | ||
1985年 | 7月6日 | 第6回日本顎関節研究会 | 塩田重利 | 日経ホール | [3] | ||
1986年 | 7月4日~5日 | 第7回日本顎関節研究会 | 渕端孟 | 御堂会館 | [3] | ||
1987年 | 7月4日 | 第8回日本顎関節研究会 | 石岡靖 | 新潟県民会館 | [3] | ||
1988年 | 7月1日~2日 | 第1回日本顎関節学会総会・学術大会 | 金田敏郎 | 名古屋市公会堂 | [3] | ||
1989年 | 7月8日~9日 | 第2回日本顎関節学会総会・学術大会 | 高田和彰 | 広島厚生年金会館 | [3] | ||
1990年 | 7月19日~20日 | 第3回日本顎関節学会総会・学術大会 | 西連寺永康 | 九段会館 | [3] | ||
1991年 | 7月11日~12日 | 第4回日本顎関節学会総会・学術大会 | 平沼謙二 | 愛知厚生年金会館 | [3] | ||
1992年 | 7月2日~3日 | 第5回日本顎関節学会総会・学術大会 | 大西正俊 | 山梨県立県民文化ホール | [3] | ||
1993年 | 7月2日~3日 | 第6回日本顎関節学会総会・学術大会 | 山下敦 | 倉敷市民会館 | [3] | ||
1994年 | 7月7日~8日 | 第7回日本顎関節学会総会・学術大会 | 小林茂夫 | 長野県松本文化会館 | [3] | ||
1995年 | 7月13日~14日 | 第8回日本顎関節学会総会・学術大会 | 石橋克禮 | 横浜市市民文化会館 | [3] | ||
1996年 | 7月11日~12日 | 第9回日本顎関節学会総会・学術大会 | 小林義典 | 品川区立総合区民会館 | [3] | ||
1997年 | 7月31日~8月1日 | 第10回日本顎関節学会総会・学術大会 | 中村進治 | 札幌教育文化会館 | [3] | ||
1998年 | 7月23日~24日 | 第11回日本顎関節学会総会・学術大会 | 藍稔 | 東京国際展示場 | [3] | ||
1999年 | 6月22日~23日 | 第12回日本顎関節学会総会・学術大会 | 飯塚忠彦 | 国立京都国際会館 | [3] | ||
2000年 | 6月29日~30日 | 第13回日本顎関節学会総会・学術大会 | 神田重信 | アクロス福岡 | [3] | ||
2001年 | 7月26日~27日 | 第14回日本顎関節学会総会・学術大会 | 井上宏 | ポートピアホテル | [4] | ||
2002年 | 6月27日~28日 | 第15回日本顎関節学会総会・学術大会 | 天笠光雄 | 日本都市センター | [5] | ||
2003年 | 7月10日~11日 | 第16回日本顎関節学会総会・学術大会 | 伊藤学而 | 鹿児島市民文化ホール | [6] | ||
2004年 | 7月4日~5日 | 第17回日本顎関節学会総会・学術大会 | 河野正司 | 朱鷺メッセ | 顎関節治療の最前線 | [7] | |
2005年 | 7月29日~31日 | 第18回日本顎関節学会総会・学術大会 | 吉村安郎 | 島根県立産業交流会館 | [8] | ||
2006年 | 7月19日~21日 | 第1回国際顎関節学会ならびに 第19回日本顎関節学会総会・学術大会 |
亀山洋一郎 | 名古屋国際会議場 | [9] | ||
2007年 | 7月13日~15日 | 第20回日本顎関節学会総会・学術大会 | 渡邉誠 | 仙台国際センター | [10] | ||
2008年 | 7月26日~27日 | 第21回有限責任中間法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 覚道健治 | リーガロイヤルホテル | 新たな歩み:顎関節の治療と科学 New Steps Toward Art and Science in TMJ |
[11] | |
2009年 | 7月25日~26日 | 第22回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 福島俊士 | タワーホール船堀 | 科学的な根拠に基づく顎関節症の治療と教育プログラム | 第14回日本口腔顔面痛学会総会・学術大会共同開催[12] | |
2010年 | 7月24日~25日 | 第23回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 杉﨑正志 | タワーホール船堀 | 温故旧守・格知日新 | [13] | |
2011年 | 7月23日~24日 | 第24回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 丹根一夫 | 広島県民文化センター | 顎関節症の診断・治療のパラダイムシフト Paradigm shift of TMD diagnosis and treatment |
第2回アジア顎関節学会大会併催[14][15][16] | |
2012年 | 7月14日~15日 | 第25回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 柴田考典 | シャトレーゼ・ガトーキングダム・サッポロ | 鑑別診断を極める | [17] | |
2013年 | 7月20日~21日 | 第26回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 木野孔司 | 学術総合センター 一橋記念講堂 | これからの顎関節症治療を考える | [3] | |
2014年 | 7月19日~20日 | 第27回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 古谷野潔 | 九州大学医学部百年講堂 | 世界の潮流から考える顎関節症治療の将来展望 | [3] | |
2015年 | 7月4日~5日 | 第28回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 栗田賢一 | 名古屋国際会議場 | 現代社会から求められる顎関節疾患・口腔顔面痛への対応 | [3] | |
2016年 | 7月17日~18日 | 第29回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 久保田英朗 | 箱根・湯本富士屋ホテル | 日本の顎関節症治療を変える-臨床研究と科学の調和をめざして- | [3] | |
2017年 | 7月29日~30日 | 第30回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 小林馨 | ワークピア横浜 | 西洋歯科医学発祥の地・横浜から~みんなの幸せ健康なあごを求めて~ | [3] 第22回日本口腔顔面痛学会学術大会と併催 | |
2018年 | 7月7日~8日 | 第31回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 鱒見進一 | 北九州国際会議場 | 痛みを究める 侵害受容性疼痛・神経障害性疼痛・心因性疼痛 | [3] 第23回日本口腔顔面痛学会学術大会及び日本歯科心身医学会総会・学術大会と併催 | |
2019年 | 7月27日~28日 | 第32回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会 | 近藤壽郎 | 学術総合センター 一橋記念講堂 | 回顧と前進 | [3] |
加盟団体
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ a b c “一般社団法人 日本顎関節学会”. 日本歯科医学会. 2016年3月24日閲覧。
- ^ a b c “広告可能な顎関節症専門医資格取得をめざして”. 日本顎関節学会. 2011年12月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab “総会・学術大会一覧”. 日本顎関節学会. 2011年12月18日閲覧。
- ^ 『第14回日本顎関節学会総会・学術大会プログラム・抄録集』、大阪歯科大学欠損歯列補綴咬合学講座、大阪府大阪市中央区、2001年7月。
- ^ 天笠光雄「第15回日本顎関節学会総会・学術大会の準備状況」『日本顎関節学会雑誌』第14巻第1号、日本顎関節学会、東京都豊島区、2002年4月、ISSN 0915-3004。
- ^ 河野正司「第16回日本顎関節学会総会・学術大会を終えて」『日本顎関節学会雑誌』第15巻第2号、日本顎関節学会、東京都豊島区、2003年8月、ISSN 0915-3004。
- ^ 河野正司「第17回日本顎関節学会総会・学術大会を終えて」『日本顎関節学会雑誌』第16巻第2号、日本顎関節学会、東京都豊島区、2004年8月、ISSN 0915-3004。
- ^ 吉村安郎「第18回日本顎関節学会総会・学術大会のご案内」『日本顎関節学会雑誌』第16巻第2号、日本顎関節学会、東京都豊島区、2004年8月、ISSN 0915-3004。
- ^ “第1回国際顎関節学会ならびに第19回日本顎関節学会総会・学術大会”. 2011年1月15日閲覧。
- ^ “第20回日本顎関節学会”. 2011年1月15日閲覧。
- ^ “第21回日本顎関節学会総会・学術大会”. 2011年1月15日閲覧。
- ^ “第22回日本顎関節学会総会・学術大会 第14回日本口腔顔面痛学会総会・学術大会”. 2011年1月15日閲覧。
- ^ “第23回日本顎関節学会総会・学術大会”. 2011年1月15日閲覧。
- ^ “第24回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会”. 2011年1月15日閲覧。
- ^ “第24回日本顎関節学会学術大会開催される”. 歯科界ニュース. 医歯薬出版 (2011年7月25日). 2011年9月10日閲覧。
- ^ 「第24回日本顎関節学会総会・学術大会,広島で開催される 第2回アジア顎関節学会大会と併催で「顎関節症の診断・治療のパラダイムシフト」」『ザ・クインテッセンス』第30巻第11号、クインテッセンス出版、東京都文京区、2011年11月、207頁、ISSN 0286-407X。
- ^ “第25回一般社団法人日本顎関節学会総会・学術大会のご案内”. 2011年9月11日閲覧。