日本消防会館
概要
編集初代
編集1959年に鉄筋コンクリート地上5階地下1階建ての初代ビルが建設され、下記の2代目ビルへの建て替えのため1980年に解体された。
東海ラジオの東京支社が1階に入居していた。
1975年にこの初代ビル内の会議室で第1回コミックマーケットが開催された[2]。
2代目
編集日本消防会館(1981-2020) | |
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情報 | |
設計者 | 株式会社森京介建築事務所 |
施工 | 東急建設株式会社 |
建築主 | 財団法人日本消防協会 |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 1,917.77 m² |
建築面積 | 1,664.316 m² |
延床面積 | 12,658.059 m² |
状態 | 解体 |
階数 | 地下3階、地上9階 |
高さ | 軒高30.287 m |
着工 | 1980年2月 |
竣工 | 1981年11月 |
解体 | 2020年 |
所在地 |
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目9-16 |
座標 | 北緯35度40分5秒 東経139度44分46秒 / 北緯35.66806度 東経139.74611度座標: 北緯35度40分5秒 東経139度44分46秒 / 北緯35.66806度 東経139.74611度 |
1981年に森京介建築事務所設計で9階建てのビルが竣工した。老朽化が進んだことから、2019年に建て替えが決定し、2020年に解体が開始された。
- 貸し会議室
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- 5階 大会議室(216 m2)
- 5階 第二会議室(68 m2)
- 5階 第三会議室(40 m2)
- 1階 第一会議室(66 m2)
- ニッショーホール
- ビル内に742席の多目的ホール「ニッショーホール(初代)」があった。建て替え工事にともない、2020年10月から2024年9月までは港区東新橋にあった「ヤクルトホール」を「ニッショーホール」と改称して運営していた[3]。
3代目
編集建て替えが検討された時期に、隣接地で再開発の計画(虎ノ門ビジネスタワー)が持ち上がり、参加を検討したが、取得床が少ないことや消防殉職者慰霊碑を存置できるかが明確にならなかったことが要因となり、日本消防協会単独で建て替える方針に切り替わった[4]。
地下2階地上14階建ての建築計画が決定し、2020年12月着工。2024年8月竣工[5][6]。同年10月3日に第43回消防殉職者慰霊祭が新会館での初の公式行事として執り行われ、殉職者慰霊碑が屋上に設置された[7][6]。
アクセス
編集脚注
編集- ^ “PWRI News / Public Works Research Institute -PWRI-”. 国立研究開発法人 土木研究所 -PWRI-. 2024年11月4日閲覧。
- ^ "1975年". コミックマーケット年表. コミックマーケット公式サイト. 2020年12月28日閲覧。
- ^ “ニッショーホール・会議室移転のお知らせ”. ニッショーホール・会議室. 2024年11月4日閲覧。
- ^ 日本消防会館の改築について 日本消防協会
- ^ “消防機関の総合的な中核拠点 日本消防会館が完成 | 株式会社ライズ 株式会社ライズ”. 株式会社ライズ (2024年10月1日). 2024年11月4日閲覧。
- ^ a b 『日本消防会館竣工式の挙行について』。2024年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ “第43回全国消防殉職者慰霊祭”. 日本消防協会. 2024年11月4日閲覧。
- ^ “ニッショーホール・会議室”. nissho-hall.jp. 2024年11月4日閲覧。