日本城 (英語:Japan Home Centre) は、香港資本の國際家居零售有限公司 (英語: International Housewares Retail Company Limited) が経営するホームセンターおよび小売店。家具、文房具、食器、調理道具、乾電池などの日用品加工食品や化粧小物等を扱う。第一号店を香港に出展して以降、シンガポール中国マレーシアサウジアラビアなど国際的に支店網を展開している。

香港馬鞍山の日本城
香港元朗広場の日本城
香港西環正街の日本城

日本城という名称ではあるものの、創業者の国籍や本社の所在地、埼玉県川畑が経営していたジャパンホームセンターなどは日本との関連はない。

展開

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1979年にカナダのクイーンズ大学を卒業した劉柏輝 (Lau Pak Fai, あるいはPeter Lau) は、日用品の貿易会社である國際家居零售有限公司を、1981年に香港で創業した[1]。そして同社のチェーン店である日本城の一号店は、1991年に香港北角の渣華道で開業した。その後チェーン展開は香港のみならず、世界各地に拡大している。

日本城が進出している国・地域は次の通り:香港シンガポールマレーシア中国マカオカンボジアインドネシアサウジアラビアニュージーランド[2]

日本城を含め、同社が展開しているブランド名は次の通り:Japan Home Centre, City Life, Epo Gifts & Stationery, Happy Kitchen, Japan Home and Living Plus[2]

香港でのチェーン展開は積極的に行われている。香港の不動産投資信託会社のThe Link Reit社による2012年の調査によれば、同社が運営する22の主要なショッピングモールに対し、日本城は30の支店を進出させていた。この店舗数は、マクドナルドとともにもっとも多いチェーン店であった[3]

店舗形態は、基本的にホームセンターのように比較的大規模なものであるが、2014年11月に開店したMTR駅支店のように、コンビニエンス・ストアのような小規模な店舗でのビジネス展開も行われている[2]

関連項目

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脚注

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  1. ^ Pak Fai Lau: Executive Profile & Biography - Businessweek”. Bloomberg. 2015年8月14日閲覧。
  2. ^ a b c International Housewares Retail Debuts its First Retail Shop at An Mtr Station”. ACN Newswire (2014年11月5日). 2015年8月14日閲覧。
  3. ^ Phila, Siu (2015年7月20日). “Watchdog urges Hong Kong government to buy shares in The Link Reit to protect small businesses”. South China Morning Post. 2015年8月14日閲覧。
  4. ^ 浪漫勇士 (E486)”. racing.hkjc.com. 2022年11月22日閲覧。

外部リンク

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