日本坂峠
静岡県静岡市・焼津市境にある峠と古道。日本武尊についての伝説がある。
日本坂峠(にほんざかとうげ)は、静岡県焼津市花沢から静岡市駿河区小坂に至る峠を指す。単に日本坂(にほんざか)とも。
日本坂峠 | |
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所在地 | 静岡県焼津市花沢・静岡市駿河区小坂 |
座標 | 北緯34度54分37.6秒 東経138度20分10.7秒 / 北緯34.910444度 東経138.336306度座標: 北緯34度54分37.6秒 東経138度20分10.7秒 / 北緯34.910444度 東経138.336306度 |
標高 | 309 m |
山系 | 満観峰 - 花沢山間の稜線 |
通過路 | 旧東海道 |
プロジェクト 地形 |
標高309メートル。旧東海道が通った。
概要
編集焼津市北部と静岡市との境界は稜線を成し、高草山や満観峰・花沢山などの山々が連なり駿河湾の大崩海岸まで達する。
日本坂峠はこの稜線上に位置する(満観峰と花沢山との間)。峠に至るルートは旧東海道の1つとされ、焼津市側の花沢集落(花沢の里)を抜けて集落北端の法華寺脇から登坂し、峠を降りると静岡市側の小坂集落に至る。峠を分岐点に、稜線のルートは満観峰や大崩海岸方向にも行けるハイキングコースである[1]。東海自然歩道のバイパスルートも通っている。
地名に「日本」を冠する由来は、日本神話における景行天皇の時代に、焼津に上陸した日本武尊がこの峠道を越えて東国征討に向かったという伝承からと言われている[2]。
脚注
編集- ^ 焼津市(ハイキングコース)
- ^ 焼津市教育委員会文化財課『焼津辺文化遺産ガイド‐高草山周辺ルート‐』2018年3月30日、14-17頁。
関連項目
編集外部リンク
編集- ハイキングコース - 焼津市