日本共産党第3回大会
日本共産党第3回大会(にほんきょうさんとうだいさんかいたいかい)は1926年(大正15年)12月4日に山形県五色温泉の宗川旅館で極秘開催された日本共産党大会。開催地名から五色温泉共産党再建大会[1] と呼ぶこともある。
概要
編集1922年(大正11年)に結党された日本共産党は、翌1923年(大正12年)6月の幹部大量逮捕(第一次共産党事件)と同年9月の関東大震災により事実上の解党状態にあったため、同党の再建ビューロー(事務局)が大会を主催し、共産党の再結党と二段階革命論による運動方針を採択した。
しかしこれ以後の共産党は、当局による弾圧、スパイ潜入による中央部破壊、幹部を初めとする党員の大量転向により壊滅に向かったため、第3回大会は第二次世界大戦以前では最後の党大会となり、第4回大会は戦後の1945年になって公然とした形で開催された。
主な参加者
編集大会参加者は17人。