日和聡子
日和 聡子(ひわ さとこ、1974年9月27日[1] - )は、日本の詩人・小説家。
日和 聡子 (ひわ さとこ) | |
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誕生 |
1974年9月27日(50歳) 島根県邑智郡邑智町 |
職業 |
詩人 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 立教大学文学部日本文学科卒業 |
活動期間 | 2002年 - |
ジャンル |
詩 小説 |
代表作 | 『螺法四千年記』(2012年) |
主な受賞歴 |
中原中也賞(2002年) 野間文芸新人賞(2012年) 萩原朔太郎賞(2016年) |
デビュー作 | 『びるま』 |
ウィキポータル 文学 |
経歴・人物
編集島根県邑智郡邑智町(現・美郷町)に生まれる[2]。島根県立大田高等学校、立教大学文学部日本文学科卒業[3]。卒論は梅崎春生論。2002年、詩集『びるま』で第7回中原中也賞を受賞[4]。同作はもともと私家版だったが、受賞をきっかけに青土社から再刊された。その後小説も書くようになる。2006年、「尋牛図」が第32回川端康成文学賞で候補作に選ばれる[5]。2008年、『おのごろじま』が第21回三島由紀夫賞で候補作に選ばれる[6]。2012年、『螺法四千年記』で第34回野間文芸新人賞を受賞[3]。2016年、詩集『砂文』で第24回萩原朔太郎賞を受賞[7]。
作品リスト
編集詩集
編集- びるま(2001年3月 私家版 / 2002年4月 青土社)
- 唐子木(2001年3月 私家版)
- 風土記(2004年11月 紫陽社)
- 虚仮の一念(2006年7月 思潮社)
- 日和聡子詩集(2014年3月 思潮社〈現代詩文庫〉)
- 砂文(2015年10月、思潮社)
小説
編集- 火の旅(2007年2月 新潮社)
- 【初出】『新潮』2006年5月号
- おのごろじま(2007年11月 幻戯書房)
- 瓦経(2009年3月 岩波書店〈Coffee books〉)
- 螺法四千年記(2012年7月 幻戯書房)
- 御命授天纏佐左目谷行(2014年3月 講談社)
- 校舎の静脈(2015年9月 新潮社)
単行本未収録作品
編集- 尋牛図(『すばる』2005年8月号)
- 迷える衆生(『すばる』2005年11月号)
- 時代の証言(『すばる』2006年3月号)
- 光日(『すばる』2006年6月号)
アンソロジー
編集- ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ(2008年10月 新潮社)
- 【改題】源氏物語 九つの変奏(2011年5月 新潮文庫)