日向一雅
来歴
編集山梨県生まれ。1964年山梨大学学芸学部卒[1]、東京大学大学院人文科学研究科国文学専攻修士課程修了、1972年年東京大学大学院博士課程単位修得退学[1]、1973年関東学院女子短期大学専任講師、1976年東京女子大学短期大学部専任講師、1978年助教授、1983年聖心女子大学助教授、1987年教授、1992年明治大学文学部教授[1]。大学院文学研究科委員長など歴任[1]。2012年3月、明治大学を定年退職。2017年名誉教授[1]。
親族
編集山梨県教育長であった日向譽夫[3]のおいでもあり、オーバーン大学教授日向哲[4][5]や山梨学院大学教授日向健[5][6]とも親戚である。おいに迷彩トモヤ(振付師)がいる。
著書
編集共編著
編集- 『神話・宗教・巫俗 日韓比較文化の試み』崔吉城共編 風響社 2000
- 『源氏物語重層する歴史の諸相』竹林舎 2006
- 『源氏物語の始発 桐壺巻論集』仁平道明共編 竹林舎 2006
- 『王朝文学と官職・位階』竹林舎 2008(平安文学と隣接諸学 4)
- 『源氏物語と平安京 考古・建築・儀礼』青簡舎 2008
- 『源氏物語 におう、よそおう、いのる』藤原克己,三田村雅子,佐々木和歌子共著 ウェッジ選書 2008
- 『源氏物語と漢詩の世界 『白氏文集』を中心に』青簡舎 2009
- 『源氏物語と仏教 仏典・故事・儀礼』青簡舎 2009
- 『源氏物語と音楽 文学・歴史・音楽の接点』青簡舎 2011
- 『交響する古代 東アジアの中の日本』石川日出志,吉村武彦共編 東京堂出版 2011
- 『源氏物語と唐代伝奇 『遊仙窟』『鶯鶯伝』ほか』青簡舎 2012
- 『源氏物語の礎』青簡舎 2012
脚注
編集- ^ a b c d e 教育・学術で功績 28氏に「名誉教授」の称号授与|明治大学広報 2022年4月閲覧
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『源氏物語の準拠と話型』”. 2023年4月7日閲覧。
- ^ 没己・日向誉夫先生追悼文集 p430
- ^ http://www.auburn.edu/academic/cosam/faculty/physics/emeritus/hinata/index.htm
- ^ a b 没己・日向誉夫先生追悼文集
- ^ 日向健 researchmap 2022年4月閲覧