新田純子
日本の作家
人物・経歴
編集名古屋市生まれ。東京都出身。5歳より東京都へ転居[1][2]。
1965年(昭和40年)、立教大学文学部卒業[1]。大学在学中には1964年東京オリンピックの通訳を務めた。大学卒業後、旅行会社に勤務する。海外技術協力事業団(OTCA)の通訳も務めた[1][2]。
執筆活動を行い、1983年(昭和58年)『飛蝶』で第26回女流新人賞(中央公論新社主宰)受賞[2][3]。
その後、小説やエッセイのほか、紀行文などを雑誌に寄稿する[1]。
2000年以降は、浅野総一郎(浅野財閥創設者)の人物史を中心に日本近代史の論評執筆や書籍を出版し、日本の近代化を解き明かすことをライフワークに活動を行う[1]。
主な著書
編集- 『飛蝶』青弓社 1990年9月
- 『猫とマリモ』青弓社 1990年12月
- 『万葉人の遺言』コスモの本 1992年5月
- 『トルコ幻想―はるかなる時をさかのぼる旅』アリアドネ企画 1995年12月
- 『はるかなるトルコから』三修社 2000年7月
- 『その男、はかりしれず―日本の近代をつくった男浅野総一郎伝』中央公論新社 2000年10月
- 『九転十起の男: 日本の近代をつくった浅野総一郎』毎日ワンズ 2007年4月
- 『浅野総一郎の度胸人生』毎日ワンズ 2010年12月
- 『空の如く、海の如く』毎日ワンズ 2014年3月
脚注
編集- ^ a b c d e f 川崎ロータリークラブ 『新田純子(にった じゅんこ)』 温故知新,2002年4月18日
- ^ a b c d 『日本の近代化の礎をつくった男 浅野総一郎』 (PDF)
- ^ 中央公論新社 『女流新人賞受賞作品一覧』