新天竜川橋
新天竜川橋(しんてんりゅうがわばし)は、静岡県磐田市と同県浜松市間に流れる天竜川を渡る国道1号の道路橋梁。天竜川に架かる橋としては、最下流から6番目の位置にある。
すぐ下流側にある天竜川橋(現在の静岡県道261号磐田細江線の橋梁)は、旧国道1号のものであり、国道1号の路線変更に伴う形で新天竜川橋が建設された。
1995年(平成7年)より、従来の片側2車線の計4車線道路から片側4車線の計8車線道路への拡幅工事(新天拡幅)を行い、2008年(平成20年)3月24日に8車線での供用を開始した。
概要
編集新天拡幅
編集国道1号の新天竜川橋付近は近隣の地域でも屈指の渋滞ポイントであり、渋滞が慢性的に発生し、問題となっていた。また、新天竜川橋には歩道(自転車歩行者道)が無かったため、天竜川を横断するためには路側帯を通行するしかなく、非常に危険な状態であった。この2点の解消を主な目的として、新天竜川橋の拡幅工事が1995年(平成7年)に開始された。総事業費は約460億円。なお、新天拡幅は新天竜川橋のみの拡幅工事を指すわけではなく、これを含めた北島交差点までの拡幅工事のことを指す。
最終的には、新しく建設された2期橋(下り橋)と合わせて合計8車線の道路となり、従来橋は磐田方面へ向かう車両のみ通行する4車線道路(橋)となる。なお、2006年(平成18年)10月8日の2期橋の供用以降、2008年(平成20年)2月18日まで従来の新天竜川橋はリフレッシュ工事のために閉鎖された。
歴史
編集外部リンク
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