新今池ビル
名古屋市千種区の建築物
新今池ビル(しんいまいけビル)は、かつて愛知県名古屋市千種区内山三丁目に存在したビル。
新今池ビル | |
---|---|
情報 | |
構造形式 | 鉄骨造 |
状態 | 解体済 |
階数 | 地下2階・地上7階建て |
エレベーター数 | 2(開延長付、機種名:グランディ) |
竣工 | 1962年(昭和37年)[1] |
開館開所 | 1962年(昭和37年) |
解体 | 2021年(令和3年) |
所在地 |
〒464-0075 愛知県名古屋市千種区内山三丁目33番8号 |
座標 | 北緯35度10分10.72秒 東経136度56分12.47秒 / 北緯35.1696444度 東経136.9367972度座標: 北緯35度10分10.72秒 東経136度56分12.47秒 / 北緯35.1696444度 東経136.9367972度 |
概要
編集今池交差点の北西角に位置する[2]。名古屋市営地下鉄東山線・桜通線 今池駅からすぐの場所にあり、駅とは地下の連絡通路で接続されている。耐震基準を満たしていないため、取り壊された[1]。解体工事は2020年(令和2年)9月に始まり、2021年(令和3年)10月解体工事完了。[3]。跡地は29階建てタワーマンションに[4]。
歴史
編集テナント
編集以下は過去に入居していたテナントであったものを含めている。
- 地下2階
- グランド・キャニオン(ジャズ喫茶、閉店)
- 地下1階
- アコム新今池ビルむじんくんコーナー(消費者金融、2019年閉店)
- プロミス新今池自動契約コーナー(消費者金融、2019年閉店)
- 今池地下劇場(ピンク映画館、2017年閉店)
- 森永アイスクリームコーナー(喫茶店、2014年頃閉店)
- ユーミン(中華料理店、2014年閉店)
- らーめん家(ラーメン店、2010年頃閉店)
- 個室ビデオドリーム(閉店)
- 1階
- 新日本切手商会(チケットショップ、2019年閉店 隣の今池共同ビル1階にて営業継続)
- さかなや道場(居酒屋、2019年閉店)
- ピーカン・ファッヂ(CDショップ、2019年閉店)
- ジャック&ベティ今池店(パチンコ店、2016年閉店)
- 2階
- ウニタ書店[2](書店、2019年閉店[要出典] 今池スタービルにて営業継続[7])
- カバラ書店[8](古書店、閉店)
- 今池劇場(映画館、1997年閉店)
- 今池名画劇場(映画館、1997年閉店)
- ECC英会話(1990年代後半には閉店?)
- 3階
- 近畿日本ツーリスト(旅行代理店、閉店)
- 4階
- アルサロ ワールド
- 5階
- 6階
- 7階
- 新今池ビル管理事務所
画像集
編集-
今池地下劇場(2016年)
-
Morinaga(2019年)
-
地下1階の通路(2019年)
-
地下鉄今池駅に向かう通路(2019年)
-
新日本切手商会
-
さかなや道場
-
ジャック&ベティ今池店
基本情報
編集- 階数
- 地下2階・地上7階建て。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g “【愛知】京阪電鉄不動産 千種区の新今池ビルを取得”. 建通新聞社. (2020年4月15日) 2020年9月14日閲覧。
- ^ a b 交通新聞社 2016, p. 81.
- ^ “京阪不 新今池ビルを解体 21年8月まで”. 建通新聞社. (2020年9月17日) 2020年9月21日閲覧。
- ^ “【ニュース】「新今池ビル」の跡地には29階建てのマンションが建設されます!!|ちくさん”. ちくさん. 2022年6月18日閲覧。
- ^ a b “京阪電鉄不動産 千種区の新今池ビルを取得”. 建通新聞社. (2020年4月9日) 2020年9月14日閲覧。
- ^ “名古屋市営地下鉄今池駅近く 29階タワマン計画”. 日本経済新聞 (2022年4月16日). 2022年6月18日閲覧。
- ^ “ウニタ書店”. 東京都書店商業組合青年部. 2020年9月14日閲覧。
- ^ 日本古書通信社 1990, p. 33.
参考文献
編集- 『日本古書通信 第55巻』日本古書通信社、1990年。
- 『名古屋さんぽ ぜんぶ飲み込んで進化し続ける楽園』交通新聞社〈散歩の達人MOOK〉、2016年1月。ISBN 9784330617152。
外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、新今池ビルに関するカテゴリがあります。