新・白鳥の湖
『新・白鳥の湖』(しん はくちょうのみずうみ)は、松山バレエ団代表の清水哲太郎の台本[1]・演出・振り付けで作られたバレエ作品である。1994年5月[要出典]に松山バレエ団によって初演された[1][2][3]。
概要
編集かつて、松山バレエ団はルドルフ・ヌレエフ版の『白鳥の湖』をレパートリーとしていた。
清水哲太郎の『新・白鳥の湖』はプティパ、イワノフの原典を一部残しながら、それまでの『白鳥の湖』とはまったく違ったイメージの作品に仕立て上げた。
「新・白鳥の湖』は1994年5月、オーチャードホールで初演された[4]。初演の主演を務めたのは、森下洋子、清水哲太郎である。上演時間は、4時間に及んだ[5]。クラシックバレエの上演時間としては、異例なことだった。
当初は、チャイコフスキーによる『白鳥の湖』の原曲を全て使っていた。終盤に、『モーツァルティアーナ』が挿入されている。
世界中どこにもない、豪華な舞台装置、衣装を目指して作られた。
現在では、全4幕、上演時間は3時間ほどまで縮小されている。
脚注
編集- ^ a b “稲盛財団が4800名を松山バレエ団「新・白鳥の湖」に無料招待”. WEBぶらあぼ (2016年2月24日). 2017年6月7日閲覧。
- ^ “松山バレエ団:「新白鳥の湖」 稲盛財団が4800人招待 8月”. 毎日新聞 大阪夕刊. (2016年2月24日) 2017年6月7日閲覧。
- ^ a b “松山バレエ団のあゆみ”. 松山バレエ団/バレエ学校. 2017年6月7日閲覧。
- ^ 『朝日新聞』1994年(平成6年)4月26日付東京本社夕刊10面。
- ^ 桜井勤「松山バレエ団公演 '94バージョン 「白鳥の湖」『バレエの本』第3巻第3号、音楽之友社、1994年、98ページ。
- ^ 刘琼「欢迎你, 松山松山芭蕾舞团」『人民日报』2003年10月21日付14面。
- ^ 「松山バレエ団が中国公演 7年ぶり」『読売新聞』2003年(平成15年)11月7日付東京本社夕刊13面。