故里明美
故里 明美(ふるさと あけみ、?−2007年)は、元宝塚歌劇団(元月組主演男役スター、元月組組長)の元女優、実業家。本名は山田国子。兵庫県神戸市出身。宝塚歌劇団時代の愛称はおやまちゃん。宝塚歌劇団入団時の芸名は故里 千秋であった。宝塚歌劇団29期生。 姪に孝まりおがいる。 晩年は兵庫県西宮市の西宮北口駅界隈で鉄板焼のお店「松朝(しょうちょう)」を経営していた。
ふるさと あけみ 故里 明美 | |
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本名 | 山田国子 |
別名義 | 故里 千秋 |
没年月日 | 2007年 |
出生地 | 日本・兵庫県神戸市 |
国籍 | 日本 |
略歴
編集1942年、宝塚歌劇団に入団。初舞台公演演目は『ピノチオ』であった。
1959年、宝塚歌劇団退団。1960年代にかけ、女優として活動した。
2007年に死去。
2014年、宝塚歌劇団創立100周年記念で創設された『宝塚歌劇の殿堂』最初の100人のひとりとして殿堂入りを果たす。
宝塚歌劇団時代の舞台出演
編集- 『ヴェネチア物語』(雪組)(1948年2月1日 - 2月29日、宝塚大劇場)
- 『銀之丞一番手柄』(雪組)(1948年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
- 『懐しのアリゾナ』(雪組)(1949年6月22日 - 7月13日、宝塚大劇場)
- 『ヴギウギホテル』『宝塚花くらべ』(月組)(1950年1月1日 - 1月30日、宝塚大劇場)
- 『西施』『ステイジランド』(月組)(1950年5月2日 - 5月30日、宝塚大劇場)
- 『安土夜話』(月組)(1950年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
- 『雨』『ラ・ヴィオレテラ』(月組)(1951年1月1日 - 1月30日、宝塚大劇場)
- 『春のおどり』第一部 さくら歌舞伎、第二部 サクラジェンヌ(月組)(1951年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
- 『虞美人』(月組)(1951年9月1日 - 9月30日、宝塚大劇場)
- 『アメリカーナ』『春のおどり』(月組)(1952年4月1日 - 4月29日、宝塚大劇場)
- 『トウランドット(カラフ王子の冒険)』(月組)(1952年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
- 『トウランドット(カラフ王子の冒険)』(星組)(1952年9月2日 - 9月29日、宝塚大劇場)
- 『白蓮記』(花組)(1953年2月1日 - 2月27日、宝塚大劇場)
- 『春の踊り(花の宝塚)』(月組)(1953年4月1日 - 4月29日、宝塚大劇場)
- 『桃太郎記』(月組)(1953年8月1日 - 8月30日、宝塚大劇場)
- 『サッカ・ローラ』『若き日の花咲爺』(月組)(1954年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
- 『ラヴ・パレード』(星組)(1954年8月1日 - 8月30日、宝塚大劇場)
- 『ブロードウェイ・シンデレラ』(月組)(1954年10月1日 - 10月31日、宝塚大劇場)
- 『ピンドラーマ(椰子の国)』『紅孔雀』(月組)(1955年5月1日 - 5月31日、宝塚大劇場)
- 『美女と野獣』『虹に歌えば』(月組)(1955年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
- 『静御前』『ホノルル・ホリデー』(星組)(1956年6月1日 - 6月29日、宝塚大劇場)
- 『春の踊り』第一部 花の歌舞伎、第二部 花のエキスプレス(雪組)(1957年3月27日 - 4月29日、宝塚大劇場)
- 『マンハッタン物語』(月組)(1957年6月1日 - 6月30日、宝塚大劇場)
- 『寿初春絵巻』(月組)(1958年1月1日 - 1月29日、宝塚大劇場)
- 『修善寺物語』『花の中の子供たち』(月組)(1958年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
- 『ブロードウェイ・シンデレラ』『花の中の子供たち』(月組)(1958年8月2日 - 8月31日、東京宝塚劇場)
- 『秋の踊り(日本の旋律)』『青い珊瑚礁』(月組)(1958年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
- 『カレンダー・ガールス』(花・月・雪合同)(1958年12月2日 - 12月26日、宝塚大劇場)
- 『日本美女絵巻』『ミュージック・アルバム』(月組)(1959年2月1日 - 2月26日、宝塚大劇場)
- 『ダル・レークの恋』(月組)(1959年7月1日 - 7月30日、宝塚大劇場)
- 『弓張月』(雪組)(1959年8月1日 - 8月31日、宝塚大劇場)
- 『五番街のお嬢さん(ニューヨーク千一夜)』(月組)(1959年9月2日 - 9月29日、宝塚大劇場)
ドラマ
編集映画
編集- 天狗の源内(1953年、東宝)- 錦太夫 役
- 悲剣乙女桜(1953年、東宝)- 吉太夫 役