掖上村

日本の奈良県南葛城郡にあった村

掖上村[1](わきがみむら)は奈良県北西部、南葛城郡に属していた。現在は御所市の東部。

わきがみむら
掖上村
廃止日 1955年2月1日
廃止理由 編入合併
御所町、掖上村御所町
現在の自治体 御所市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
南葛城郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 4,355
国勢調査1950年
隣接自治体 奈良県:南葛城郡御所町忍海村葛村高市郡高取町新沢村
掖上村役場
所在地 奈良県南葛城郡掖上村大字東寺田
座標 北緯34度27分37秒 東経135度45分39秒 / 北緯34.46039度 東経135.76092度 / 34.46039; 135.76092座標: 北緯34度27分37秒 東経135度45分39秒 / 北緯34.46039度 東経135.76092度 / 34.46039; 135.76092
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歴史

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沿革
  • 1889年明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、葛上郡東寺田村、柏原村、原谷村、玉手村、茅原村、南十三村、本馬村が合併し掖上村が成立。
  • 1897年(明治30年)4月1日 - 所属郡を南葛城郡に変更。
  • 1955年昭和30年)2月1日 - 御所町へ編入され消滅。

村政

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村長助役は以下の通りである。

村長

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  • 関本賢在[1]
  • 西村元十郎[1]
  • 吉村彌造[1]
  • 西村元十郎[1]
  • 藤井治一郎[1]
  • 藤井治平[1]
  • 藤井勘左衛門[1]
  • 吉村彌造[1]
  • 潮田藤左衛門[1][2]
  • 十礎安松[1]
  • 吉村宗治郎[1]

助役

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  • 十礎安松[2]
  • 森村益太郎[1]

経済

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産業

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農業

1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、産物は4485921石、蚕繭244石6斗、菜種豆[1]。『大日本篤農家名鑑』によれば、掖上村の篤農家は藤井、東、吉村、岸田、南、堀、辻井、堀越、坂本姓の人物がいた[3]

商工業

『帝国信用録』によれば、小島(煉瓦製造、店舗または住所・柏原)[4]阪本清三郎(阪本清一郎の父、製造、店舗または住所・柏原)[4]、南[3](売製造)[5]などがいた。

工場

『全国工場通覧』によれば、膠を生産する坂本膠製造工場(開業年月は1920年2月、代表者は坂本清策)[6]、阪本膠製造場(開業年月は1868年2月、代表者は阪本清三郎)[6]など。

納税

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『資産家一覧表』によれば、掖上村の所得税納税者は吉田、吉村、吉川、吉田、米田、巽、藤井、古川、岸田、木村、南、潮田姓の人物がいた[7]営業税納税者は池田、阪本、志茂、藤井、吉川、吉村、池田、木村姓の人物がいた[7]

人口

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1930年に刊行された『市町村治績録 改訂第2版』によると、戸数678、人口3341[1]

施設

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交通

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鉄道路線

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出身人物

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『市町村治績録 改訂第2版』奈良県17頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月8日閲覧。
  2. ^ a b c d 『大日本紳士名鑑』奈良県南葛城郡17頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月8日閲覧。
  3. ^ a b c 『大日本篤農家名鑑』211頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2016年6月29日閲覧。
  4. ^ a b 『帝国信用録 第32版』奈良県キ、ク、ケ、コ之部6 - 7頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年6月3日閲覧。
  5. ^ 『帝国信用録 第30版』奈良県ミ之部22頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2020年8月31日閲覧。
  6. ^ a b 『全国工場通覧』687頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年12月30日閲覧。
  7. ^ a b 『奈良県資産家一覧表』196 - 208頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2017年11月30日閲覧。

参考文献

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  • 大日本篤農家名鑑編纂所編『大日本篤農家名鑑』大日本篤農家名鑑編纂所、1910年。
  • 竹内伊四郎編『大日本紳士名鑑』明治出版社、1916年。
  • 梶本好松『奈良県資産家一覧表』奈良県資産家一覧表発行所、1923年。
  • 日本自治協会編『市町村治績録 改訂第2版』日本自治協会、1930年。
  • 商工省大臣官房統計課編『全国工場通覧』日刊工業新聞社、1931年。
  • 帝国興信所編『帝国信用録 第30版』帝国興信所、1937年。
  • 帝国興信所編『帝国信用録 第32版』帝国興信所、1939年。

関連項目

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