拓跋 翰(たくばつ かん、生年不詳 - 347年[1])は、代の王族。秦明王。
代王拓跋什翼犍の三男として生まれた。15歳のとき、騎兵を率いて征討にあたることを願い出て、拓跋什翼犍はその意気を買って2000騎を率いさせた。軍令は厳しく行き届き、たびたび戦勝を挙げた。北魏の道武帝が即位すると、秦王の位を追贈され、諡は明といった。