托卵女子
托卵女子(たくらんじょし)は、夫以外の男性との間に出来た子供を夫との子供と思わせ育てさせる女性[1][2][3][4]。
托卵妻(たくらんづま)とも[5]。
概要
編集カッコウなどに見られる托卵の習性になぞらえ、別の男性の子を妊娠・出産し、夫に育てさせる女性をこのように呼称するようになった[6][7]。
2005年にイギリスで行われた研究では、夫婦の子であるはずの25人に1人、約4%の割合で父親が夫ではないと発表したが、亀山早苗は産婦人科医への取材によると、6%から10%程度だとしている[8][9]。また、托卵の割合は経済水準と密接に関わっているとする研究もある[10]。
例
編集女優の喜多嶋舞が俳優の大沢樹生との間で妊娠したとして1996年に結婚し、1997年に長男を出産。2005年に離婚し親権は大沢が持ち養育していたが、長男が16歳のとき、父親が大沢以外の男性であると判明。その後に喜多嶋舞が再鑑定を申し出たが大沢が拒否したともしている[14]。
脚注
編集出典
編集- ^ 浮気相手の子どもを夫に育てさせる…「托卵女子」の恐ろしすぎる生態
- ^ 托卵とは?「托卵女子」が子を欲しいと感じてから産むまでの2年間
- ^ ママ友の“おめでた報告”に「人間不信になる」にわかに信じがたい“托卵女子” 驚愕の実態とは
- ^ 不倫相手との子どもを妊娠…女性探偵が語った托卵女子の実態
- ^ TIMES編集部, ABEMA (2024年7月13日). “自分は不倫相手との子だった…“托卵妻”から生まれた当事者の苦悩 血液型検査で発覚「いきなり重たい十字架を背負わされた」海外では25人に1人の統計も | 国内 | ABEMA TIMES | アベマタイムズ”. ABEMA TIMES. 2024年8月10日閲覧。
- ^ 他人の子でも胸にしまって育てる… SNSで発覚した浮気も許す夫たち
- ^ “不倫”はなぜ人々の興味を引く? “托卵女子”と“サレ夫”の運命は――「子どもへの愛情の根拠は血縁か?」
- ^ 夫に秘密で…不倫相手の子を生み育てる“托卵妻”の実態 当事者の告白「夫には申し訳ないが生んだ後悔はない」「自分勝手とは思うが、1人で育てられる自信がなかった」
- ^ 自分は不倫相手との子だった…“托卵妻”から生まれた当事者の苦悩 血液型検査で発覚「いきなり重たい十字架を背負わされた」海外では25人に1人の統計も
- ^ 最底辺所得層の男性が「托卵」されている可能性は、なんと約30%…「経済力」と「不倫」の残酷な現実
- ^ 「あの子はあなたの子じゃないの…」7年後に知った妻の托卵、養育費トラブルに最高裁の判断は?
- ^ 愛する我が子は「自分の子ではなかった」 妻の“托卵”が判明した男性の苦悩 離婚せずに「嫡出否認」はできるのか
- ^ 血縁がないと知らずに「我が子」を育てる夫…「托卵」妻を待ち受けるリスク
- ^ 「大沢樹生 16歳長男との父子確率0%」『日刊スポーツ』2013年12月24日。2020年2月19日閲覧。