戸田市議会
戸田市議会(とだしぎかい)は、埼玉県戸田市に設置されている地方議会である。
戸田市議会 | |
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種類 | |
種類 | |
構成 | |
定数 | 26 |
院内勢力 | みらいの会(6)
戸田の会(6)
公明党(5)
令和会(4)
日本共産党戸田市議団(3)
立憲民主とだ(1)
とだ彩光会(1) |
選挙 | |
前回選挙 | 2021年1月31日 |
議事堂 | |
埼玉県戸田市上戸田一丁目18番1号 | |
ウェブサイト | |
戸田市議会 |
概要
編集会派
編集会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表者) | 女性議員数 | 女性議員の比率(%) |
---|---|---|---|---|
みらいの会 | 6 | ◎榎本守明、遠藤英樹、細田昌孝、古屋としみつ、そごう拓也、熊木照明 | 0 | 0 |
戸田の会 | 6 | ◎酒井郁郎、浅生和英、佐藤太信、宮内そうこ、野澤茂雅、矢澤青河 | 1 | 16.67 |
公明党 | 5 | ◎三浦芳一、竹内正明、三輪なお子、みうら伸雄、石川清明 | 1 | 20 |
令和会 | 4 | ◎斎藤直子、山崎雅俊、峯岸義雄、伊東秀浩 | 1 | 25 |
日本共産党戸田市議団 | 3 | ◎本田哲、むとう葉子、花井伸子 | 2 | 66.67 |
立憲民主とだ | 1 | 小金澤優 | 0 | 0 |
とだ彩光会 | 1 | 林冬彦 | 0 | 0 |
計 | 26 | 5 | 19.23 |
(2023年6月7日現在[2])
選挙
編集2021年戸田市議会議員選挙
編集2021年1月31日執行 当日有権者数:108,606人 最終投票率:38.88% 定数:26人 立候補者数:36人
2020年東京都知事選挙の立候補者として話題を呼んだスーパークレイジー君(本名:西本誠)が立候補し、定数26人中25位で初当選した。公明党はこの選挙で議席を5から4へ、日本共産党は議席を4から3へ、それぞれ1つ減らした[3][4][5]。
ところが、スーパークレイジー君議員は市内に居住実態(選挙前3ヶ月)がなく、公職選挙法で定められた被選挙権を有していないとの指摘が相次いだことから戸田市選挙管理委員会は調査を行った結果、居住実態がなく、被選挙権を有していなかったとして同年4月にスーパークレイジー君議員の当選を無効とする裁決[6]を行ったため、スーパークレイジー君議員は埼玉県選挙管理委員会に異議申し立てを行った[7]が、県選挙管理委員会も7月に市選挙管理委員会の裁定を支持して異議申し立てを棄却[8]したため、市・県選挙管理委員会の裁決の取り消しを求めて東京高等裁判所に提訴したが、10月に東京高裁は訴えを棄却[9]、2022年3月4日、最高裁判所は市内に居住実態がないとしてスーパークレイジー君議員の当選無効を決定[10]。同議員は同日付で失職した[11][12]。司法判断が最終確定したことを受け[13]、同月9日、戸田市選挙管理委員会は更正決定選挙会を開催[14]。次点だった公明党公認新人の三浦伸雄候補の当選を決定した[15]。この選挙において公明党は2017年市議選と同じ5議席を獲得したことになった。
なお、スーパークレイジー君は当選無効が確定した直後は東京大学で政治学を学ぶとしていたが、3月20日投開票の戸田市長選挙に出馬[16]して落選した[17]。
順位 | 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
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1 | 当 | 宮内奏子 | 39 | 無所属 | 新 | 3,023 |
2 | 当 | 矢沢青河 | 34 | 無所属 | 現 | 2,367 |
3 | 当 | 浅生和英 | 52 | 無所属 | 現 | 1,834 |
4 | 当 | 佐藤太信 | 40 | 無所属 | 現 | 1,782 |
5 | 当 | 斎藤直子 | 59 | 無所属 | 現 | 1,775 |
6 | 当 | 酒井郁郎 | 45 | 無所属 | 現 | 1,568 |
7 | 当 | 榎本守明 | 60 | 無所属 | 現 | 1,549 |
8 | 当 | 武藤葉子 | 46 | 日本共産党 | 現 | 1,526 |
9 | 当 | 野沢茂雅 | 61 | 無所属 | 新 | 1,480 |
10 | 当 | 三浦芳一 | 66 | 公明党 | 現 | 1,456.621 |
11 | 当 | 本田哲 | 48 | 日本共産党 | 現 | 1,416 |
12 | 当 | 十川拓也 | 38 | 無所属 | 現 | 1,322 |
13 | 当 | 竹内正明 | 49 | 公明党 | 現 | 1,265 |
14 | 当 | 三輪なお子 | 60 | 公明党 | 現 | 1,245 |
15 | 当 | 細田昌孝 | 51 | 無所属 | 現 | 1,225 |
16 | 当 | 遠藤英樹 | 48 | 無所属 | 現 | 1,210 |
17 | 当 | 花井伸子 | 65 | 日本共産党 | 現 | 1,185 |
18 | 当 | 峯岸義雄 | 66 | 無所属 | 現 | 1,160 |
順位 | 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
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19 | 当 | 熊木照明 | 67 | 無所属 | 現 | 1,117 |
20 | 当 | 石川清明 | 60 | 公明党 | 現 | 1,046 |
21 | 当 | 小金沢優 | 48 | 立憲民主党 | 新 | 1,002 |
22 | 当 | 山崎雅俊 | 66 | 無所属 | 現 | 1,001 |
23 | 当 | 古屋智通 | 55 | 無所属 | 新 | 948 |
24 | 当 | 伊東秀浩 | 72 | 無所属 | 現 | 918 |
25 | 当 | スーパークレイジー君[18] | 34 | スーパークレイジー君党 | 新 | 912 |
26 | 当 | 林冬彦 | 56 | 無所属 | 現 | 901 |
27 | 繰 | 三浦伸雄[19] | 38 | 公明党 | 新 | 887.378 |
28 | 落 | 石垣好和 | 49 | 日本維新の会 | 新 | 861 |
29 | 落 | 高橋秀樹 | 74 | 無所属 | 現 | 773 |
30 | 落 | 土屋英美子 | 69 | 日本共産党 | 現 | 769 |
31 | 落 | 三谷ありさ | 34 | 無所属 | 新 | 710 |
32 | 落 | 黒瀬信明 | 36 | NHKから自国民を守る党 | 新 | 520 |
33 | 落 | 依田修一 | 46 | 無所属 | 新 | 454 |
34 | 落 | 川田進康 | 61 | 無所属 | 新 | 220 |
35 | 落 | 渡久地祐貴 | 26 | 愛煙党 | 新 | 187 |
36 | 落 | 鈴木嘉弘 | 60 | 無所属 | 新 | 118 |
脚注
編集- ^ “任期満了日一覧”. 埼玉県庁 (2020年1月14日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ 会派別名簿 - 戸田市議会
- ^ “金髪に特攻服「スーパークレイジー君」 異色の市議誕生 埼玉・戸田”. 産経新聞. (2021年2月1日) 2021年2月10日閲覧。
- ^ “埼玉県戸田(とだ)市議選(定数26) 2017年1月29日(日)投票”. 公明党. 2021年2月18日閲覧。
- ^ “埼玉県戸田(とだ)市議選(定数26) 2021年1月31日(日)投票”. 公明党. 2021年2月19日閲覧。
- ^ “戸田市議会議員一般選挙における当選の効力に関する異議の申出に対する決定について”. 戸田市情報ポータルサイト (2021年4月9日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “戸田市議会議員一般選挙における当選の効力に関する審査の申立てについて”. 埼玉県 (2021年4月16日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “戸田市議会議員一般選挙における当選の効力に関する審査の申立てに対する裁決について”. 埼玉県 (2021年7月12日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “スーパークレイジー君議員“当選無効不当” 訴え退け 東京高裁”. NHKNEWSWEB. (2021年10月15日). オリジナルの2022年3月13日時点におけるアーカイブ。 2022年3月13日閲覧。
- ^ “スーパークレイジー君の「当選無効」確定 春から日大で政治学ぶ予定”. 朝日新聞. (2022年3月5日) 2022年3月5日閲覧。
- ^ “「スーパークレイジー君」市議当選無効が確定、声を絞り出し「悔しい気持ちと悲しい気持ち」”. 読売新聞. (2022年3月5日) 2022年3月13日閲覧。
- ^ “議員の失職について”. 戸田市議会事務局 (2022年3月4日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “最高裁判所が戸田市議会議員一般選挙の当選の効力に関する裁決の取消請求に対する判決をしたことについて”. 戸田市選挙管理委員会 (2022年3月4日). 2022年3月13日閲覧。
- ^ “スーパークレイジー君元市議が失職、新たな市議の当選が決定”. 読売新聞. (2022年3月12日) 2022年3月13日閲覧。
- ^ “「クレイジー君」市議当選無効、公明新人の繰り上げ決定”. 産経新聞. (2022年3月9日) 2022年3月9日閲覧。
- ^ “スーパークレイジー君氏、戸田市長選にサプライズ出馬 手続き直前に急転直下「私が出ます」”. 日刊スポーツ. (2022年3月13日) 2022年3月13日閲覧。
- ^ “戸田市長選落選のスーパークレイジー君氏「フルボッコにされた」夏の参院選出馬も再検討意向”. 日刊スポーツ. (2022年3月20日) 2022年3月21日閲覧。
- ^ 2022年3月4日、当選無効確定し失職。
- ^ 2022年3月9日、当選人に更正決定され当選。