戸張東夫
戸張東夫(とばり はるお、1938年7月9日[1] -2022年1月9日、享年83 )は、日本の中国映画・社会・政治・外交評論家。
来歴
編集東京生まれ。東京外国語大学中国語科卒業。読売新聞入社、香港特派員。帰国後、東京本社編集局勤務。産業能率大学経営情報学部教授を務めた。
中国語圏の映画に関する活動は最初は愛好家としてスタートしたが、やがて評論をするようになり、最終的に山田辰雄らの理解もあり学術・研究までもっていった[2]。
著書
編集共著
編集- 『台湾・香港Q&A100 東アジアの激震地』劉文甫共編著 亜紀書房 1996
- 『台湾映画のすべて』廖金鳳,陳儒修共著 2006 丸善ブックス
翻訳
編集- ヤープ・ファン・ヒネケン『中国の左翼 林彪と江青の栄光と没落』山田侑平共訳 日中出版 1978
- 丁望『評伝崋国鋒』新泉社 1978
- A.ドーク・バーネット『米中国交 アメリカの戦略』日中出版 1978 現代中国双書
- 栄維『北京の春』日中出版 1980
- イアン・スチュアート『標的は北京』角川書店 1981
- 江之楓『鄧小平最期の闘争 「中南海」56日の真実 インサイド・ドキュメント』徳間書店 1990
脚注
編集- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.288
- ^ “【Review】『スーパーシチズン 超級大国民』の日本公開と「台湾巨匠傑作選・2018~ニューシネマの季節」と台湾 text 吉田悠樹彦 | neoneo web”. webneo.org. 2018年9月7日閲覧。
参考
編集- 「スクリーンの中の中国・台湾・香港」著者紹介