成田山名古屋別院大聖寺

愛知県犬山市にある仏教寺院

成田山名古屋別院大聖寺(なりたさんなごやべついんだいしょうじ)とは、愛知県犬山市にある真言宗智山派寺院千葉県成田市にある成田山新勝寺の別院である[1]。通称「犬山成田山[1]

成田山名古屋別院大聖寺
所在地 愛知県犬山市犬山北白山平5番地
位置 北緯35度23分20.76秒 東経136度56分57.23秒 / 北緯35.3891000度 東経136.9492306度 / 35.3891000; 136.9492306座標: 北緯35度23分20.76秒 東経136度56分57.23秒 / 北緯35.3891000度 東経136.9492306度 / 35.3891000; 136.9492306
山号 成田山
宗派 真言宗智山派
本尊 不動明王
創建年 1953年
公式サイト 犬山成田山
法人番号 6180005009336 ウィキデータを編集
成田山名古屋別院大聖寺の位置(日本内)
成田山名古屋別院大聖寺
成田山名古屋別院大聖寺の位置(愛知県内)
成田山名古屋別院大聖寺
テンプレートを表示

概要

編集

新勝寺への参拝が遠距離となることから参詣客により戦前の1936年昭和11年)に「奉献会」が作られたが、創建は戦後の1953年(昭和28年)までずれ込んだ。開山に際しては、名古屋鉄道(名鉄)およびそのグループ会社が中心となって寄進しており、このことから名鉄の電車車両や名鉄バスの運転席付近には交通安全を祈願した本寺のお守りが据え付けられている。他にも、松坂屋を初めとする中部の財界のバックアップを得た。一般には特に自動車の交通安全にご利益があるとされ、交通安全のお寺として知られる。本尊不動明王

伽藍

編集
  • 本堂
  • 祈祷殿加持堂
  • 弘法堂
  • 聖蘭堂
  • 明王門

境内

編集

爆音を響かせる車やバイクが問題となり、2024年(令和6年)9月15日から夜間の境内立ち入りを禁止している[2]

かつては、境内(駐車場内)に名鉄モンキーパークモノレール線成田山駅があったが、2008年平成20年)12月27日限りで廃止となった。

主要年間行事

編集

ギャラリー

編集

交通アクセス

編集

備考

編集

敷地の隅(モノレール成田山駅跡近く)に、大相撲時津風部屋名古屋場所宿舎が置かれている。2007年(平成19年)6月26日、ここで力士暴行死事件が発生した。寺敷地内に設けられた稽古場で、17歳の新弟子力士が稽古中にリンチを受け心肺停止状態となった。

寺史

編集
  • 大聖寺三十年史編纂委員会・編 『大聖寺三十年史』 成田山名古屋別院 1984年

脚注

編集
  1. ^ a b 犬山たび 巻之二 犬山東編”. 犬山市教育委員会. p. 15. 2024年9月16日閲覧。
  2. ^ 境内に爆音車続々…「犬山成田山」が苦渋の決断、夜間の立ち入り禁止へ”. 中日新聞. 2024年9月16日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集