成毛厚子
成毛 厚子(なるも あつこ、1952年10月16日 - )は、日本の漫画家。東京都渋谷区出身。
祖父はブリヂストン創業者である石橋正二郎で、父親は同社副社長を務めていた。兄はミュージシャンの成毛滋(2007年3月29日没)。鳩山威一郎の姪で、鳩山由紀夫・邦夫兄弟は従兄弟にあたる。
来歴
編集1974年5月、「殺人ゲーム」(別冊少女フレンド)でデビュー。怪奇作品が多い。[1][2]
2009年以降、漫画の新作は発表していない。
2011年、初のエッセイとなる「ずっと犬が飼いたかった」を上梓。
主要単行本リスト
編集- スキャンダル(講談社、ヤングレディデラックスKC、1978年)
- 幻影(イリュージョン)(東京三世社、マイコミックス、1980年)
- 花の棺(講談社、ヤングレディデラックスKC、1980年)
- ドライジン・ブルース(講談社、ヤングレディKC、1981年)
- ちょっとアバンチュール(講談社、ヤングレディデラックスKC、1981年)
- 人形つかい(講談社、ヤングレディデラックスKC、1982年)
- 闇からの誘い(講談社、フレンドKC、1983年)
- 霊感少女-闇のカルテ(講談社、フレンドKC、1984年)
- 復讐の仮面(講談社、ロマンミステリーKC、1984年)
- 霊感体験レポート(講談社、フレンドKC、1985年)
- 山猫たちの夜(講談社、BE LOVE KC、1985年)
- 影を殺した女(講談社、ロマンミステリーKC、1986年)
- 死への終幕(講談社、フレンドKC、1986年)
- 緑の呪文(講談社、フレンドKC、1987年)
- 白昼夢(講談社、ロマンミステリーKC、1987年)
- 秘薬(講談社、フレンドKC、1988年)
- 神隠し(講談社、フレンドKC、1988年)
- 31まいめの空白(講談社、怪奇ロマンコミックス、1988年)
- 水喪祭(朝日ソノラマ、ハロウィン少女コミック館、1989年)
- 水迷宮(小学館、プチセブンコミックス、1987~90年、全7巻)
- 魔の風が吹く(講談社、フレンドKC、1989年)
- Misty(講談社、BE LOVE KC、1990年)
- 死霊のうめき(講談社、フレンドKC、1990年)
- 闇のミステリー ナイトベイビー(講談社、Me KC、1990年)
- バンクafter5(講談社、BE LOVE KC、1991年)
- 無精卵(講談社、Me KC、1991年)
- ナイトゲーム(講談社、Me KC、1991年)
- 怪 霊体験日記(講談社、フレンドKC、1992年、全2巻)
- 邪香-殺しの匂い(スコラ、スコラLC、1992年)
- 化粧坂の首(スコラ、スコラLCミステリー、1992年)
- さくらベストミステリー(スコラ、スコラLC、1994年、全2巻)
- 悪夢・ナイトメア(講談社、KCデラックス、1994年)
- 血洗坂にて(スコラ、スコラLC、1994年)
- くつ箱の中から(朝日ソノラマ、ハロウィン少女コミック館、1995年)*
- 北の封印(スコラ、スコラLC、1995年)
- 霊は嗤う(あおば出版、あおばコミックス、2002年)
- 邪霊の宴(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
- 悪霊祓い(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
- 夫を殺した女たち(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
- 呪霊祭(あおば出版、あおばコミックス、2003年)
- 百鬼繚乱(あおば出版、あおばコミックス、2004年)
- 死霊狩り(あおば出版、あおばコミックス、2004年)
- 危ない隣人たち(あおば出版、あおばコミックス、2005年)
- 魂呼び(あおば出版、あおばコミックス、2005年)
- 水神忌(あおば出版、あおばコミックス、2006年)
- 便利屋「飛猫」依頼メモ(グリーンアロー出版社、LGAコミックス、2008年、全2巻)
- いやな場所(Bbmfマガジン、LGAコミックス、2009年)
- 魚葬(Bbmfマガジン、LGAコミックス、2009年)
- ずっと犬が飼いたかった(幻冬舎ルネッサンス、2011年)―初のエッセイ