本宮山スカイライン

愛知県を通る道路

本宮山スカイライン(ほんぐうさんスカイライン)は、愛知県新城市作手保永から同市作手白鳥に至る延長11.6 km道路である[1]。もともと愛知県道路公社の管理する有料道路であったが、2006年平成18年)2月1日に無料開放された[2][3]。無料開放の約1年前に愛知県道526号本宮山作手保永線および愛知県道527号本宮山作手白鳥線として県道に認定されている。県道移管後も、本宮山スカイラインの名称は道路の愛称として残されている[3][4]

一般県道
愛知県道526号標識
愛知県道527号標識
愛知県道526号 本宮山作手保永線
愛知県道527号 本宮山作手白鳥線
本宮山スカイライン
路線延長 11.6 km
開通年 1973年
起点 愛知県新城市作手保永
終点 愛知県新城市作手白鳥
接続する
主な道路
記法
国道301号
愛知県道37号標識
愛知県道37号岡崎作手清岳線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
愛知県道526号本宮山作手保永線の終点。
愛知県道527号本宮山作手白鳥線の終点。

県道の概要

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愛知県道526号本宮山作手保永線

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愛知県道527号本宮山作手白鳥線

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歴史

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  • 1973年:開通。営業時間は8:00 - 18:00、冬季は16:00まで。ただしルート上に砥鹿神社奥宮があるため、年末年始は夜間も特別営業。
  • 2004年ころ:営業時間を10:00 - 18:00に変更。
  • 2005年3月18日:県道認定。
  • 2006年1月31日:営業終了。
  • 2006年2月1日:無料開放。

有料道路時代の通行料金

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ここに記述しているものは無料開放される直前の通行料金である[5]

  • 二輪 : 580円
  • 軽・小型・普通自動車 : 830円
  • 路線バス、マイクロバス : 2,100円
  • 大型自動車、観光バス : 3,360円

通行規制

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次の基準に達したときは道路管理者(愛知県)により通行規制の措置が取られる。

  • 時間雨量が40 mmに達したとき。
  • 連続雨量が150 mmに達したとき。

また冬季には全線にわたりチェーン規制あり。

地理

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東名高速道路豊川インターチェンジ (IC) の北に位置し、本宮山(標高789 m)の尾根に沿って走る道路である。豊川ICから国道301号から分岐する本宮山山頂入口までの距離は、約22 kmある[2]。天候に恵まれれば、眼下に三河湾、遠望に富士山まで見ることができる[2]。山頂付近は、豊橋エリアの通信中継基地にもなっていて、通信アンテナ群が数多く建つ[2]。また、山頂付近の沿線に本宮山県立自然公園と砥鹿神社奥宮があって、ハイカーや参拝者の利用で平日でも交通量は少なくない[2]

沿線・周辺

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  • 本宮山県立自然公園
  • 砥鹿神社
  • 本宮山無線中継所
  • ヨコタ博物館
  • 鬼久保ふれあい広場
  • ホウジタ峠(県道37号交点付近:標高560m)
  • 和田峠(国道301号交点付近:標高470m)

脚注

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  1. ^ 本宮山スカイライン”. 愛知県道路公社. 2006年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e 佐々木・石野・伊藤 2015, p. 67.
  3. ^ a b 本宮山スカイライン”. 愛知県道路公社. 2011年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月29日閲覧。
  4. ^ 三河湾スカイライン 本宮山スカイラインを無料化します”. 愛知県. 2014年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年4月6日閲覧。
  5. ^ 本宮山スカイライン 料金表”. 愛知県道路公社. 2006年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月29日閲覧。

参考文献

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  • 佐々木節、石野哲也、伊藤もずく 著、松井謙介編 編『絶景ドライブ100選[新装版]』学研パブリッシング〈GAKKEN MOOK〉、2015年9月30日。ISBN 978-4-05-610907-8 

関連項目

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