愛をちょーだい!
「愛をちょーだい!」(あいをちょーだい!)は、おおや和美による日本の漫画作品。
小学館『プチコミック』2006年4月号増刊から2009年まで連載。単行本全4巻。単行本表紙や小学館サイト等での表記は「愛をちょ〜だい!」。ここでは「スタンド・バイ・ミー」についても述べる。
あらすじ
編集元アナウンサーのバラエティタレント”マルミエ”は、一目ぼれしたお笑いタレントを追って上京。その相手との再会を果たすが、あっさり失恋。だがマルミエはめげずに恋に仕事に奮闘する。
登場人物
編集- 丸山 ミエ(まるやま ミエ)
- 通称・マルミエ。24歳。地方局のアナウンサーからバラエティータレントに転身した。女優を目指している。局アナ時代にロケに来ていた神田川に一目惚れし、上京した。失恋し理想を壊されるが、懲りずに片思いを続けており、いつか見返してやりたいと思っている。体操着がトレードマーク。
- 神田川(かんだがわ)
- お笑い界の若手NO.1コンビと言われる「ブンブンフレーズ」の1人。女性に対してあるトラウマがある。
- 四万十川(しまんとがわ)
- 神田川の相方。高校の同級生。本名は竹本。
- 角(すみ)
- ミエの所属プロダクション「ダイズ・プロダクション」の社長。男前。事務所のタレントには手を出さないのが信条だが、ミエのことを何かと気にかけている。
- 八田 秀史(はった しゅうじ)
- ミエの同い年の幼なじみ。父親に勘当され、ずっと好きだったミエを頼ってくる。家政夫として同居を許される。
- 四ツ葉(よつば)
- ダイズ・プロ所属の大御所。
- 三ツ矢(みつや)
- 総合病院勤務の外科医。神田川とは同じ高校出身で、2年先輩にあたる。神田川とコンビを組みたかったが、実家の病院を継がねばならず、夢を諦め医者になった。政略結婚した妻とも不仲。
- 日の本(ひのもと)
- 大手のアイドル事務所「ジャパニーズ事務所」から初めて出た「日野」と「本木」の2人組のお笑い芸人。ネタはライターが書いており、実力が伴っていないという専らの噂がある。日野はミエのことを気に入っている。
スタンド・バイ・ミー
編集本作に登場する八田秀史が主人公となるボーイズラブ漫画作品。小学館モバイルフラワーにて連載、モバフラ・フラワーコミックスより単行本全3巻が発売。
作中、秀史は25歳でカフェでのバイトの傍らモデル業をしており、またマルミエも既婚者として2巻に登場する。
スタンド・バイ・ミーの登場人物
編集書誌情報
編集おおや和美 『愛をちょーだい!』 《小学館・フラワーコミックスα》 全4巻
- 2007年2月26日発売、ISBN 978-4-09-130858-0
- 2008年3月26日発売、ISBN 978-4-09-131489-5
- 2009年3月10日発売、ISBN 978-4-09-132248-7
- 2010年2月10日発売、ISBN 978-4-09-132896-0
おおや和美 『スタンド・バイ・ミー』 《小学館・フラワーコミックスα》 全3巻