志村魂』(しむらこん)は、2006年から2019年まで、志村けんが主催・主演していた舞台演劇である。

概要

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常日頃から「舞台をやりたい」「コントがやりたい」と言う志村の願いを周りが叶えた舞台。協賛は、当時志村がイメージキャラクターを務めていた、パチンコメーカーのSANKYO

オープニングは、「バカ殿様」を1時間、各演出家によるショートコントを1時間、休憩を挟み、2部は志村の三味線披露と、志村が心から尊敬する藤山寛美松竹新喜劇のリメイク、アンコールとして変なおじさんで締める。

2年毎に公演内容を一新しており、志村魂1及び2では松竹新喜劇「一姫二太郎三かぼちゃ」、3及び4では「人生双六」、5及び6では「初午の日に」、7及び8では「先ず健康」が演じられている。9及び10では「一姫二太郎三かぼちゃ」、11及び12では「先ず健康」が再演され、13及び14では「一姫二太郎三かぼちゃ」が再々演された。

姉妹公演「志村けん笑」

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本公演と連動して、コント中心の公演である「志村けん笑(西暦)」が年2~3ケ所、地方都市を中心に開催されていた。

2020年は8月には静岡県山形県で開催される予定となっていた[1]が、後述する志村の急死により中止となった[2][3][4]

志村の急死と第15回公演中止、終幕

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2020年8月に明治座・御園座・新歌舞伎座にて第15回公演が行われる予定だった[1]。しかし、志村が同年3月29日夜に新型コロナウイルス肺炎で逝去(70歳没)したことにより、関係各所で協議の末、5月1日、やむなく公演中止と決定した[2][3]。この結果として、2019年を最後に14年の歴史に幕を下ろす事となった。

公演履歴

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  • 2006年4月 「志村魂」:東京芸術劇場及び中日劇場
  • 2007年6月 - 7月 「志村魂2」:東京芸術劇場及び中日劇場
  • 2008年5月 - 7月 「志村魂3」:天王洲銀河劇場及び中日劇場、他札幌、新潟、高知、神戸、仙台、福岡の全国8か所
  • 2009年7月 「志村魂4」:天王洲銀河劇場及び中日劇場
  • 2010年7月 - 8月 志村けん一座第5回公演「志村魂-初午の日に-」:天王洲銀河劇場及び中日劇場、他広島、福岡の全国4か所
  • 2011年7月 志村けん一座第6回公演「志村魂-初午の日に-」再び!:天王洲銀河劇場及び中日劇場
  • 2012年6月 - 7月 志村けん一座第7回公演「志村魂-先づ健康-」:天王洲銀河劇場・中日劇場・金沢歌劇座福岡市民会館
  • 2013年6月 - 8月 志村けん一座第8回公演「志村魂-先づ健康-」再び!:天王洲銀河劇場・中日劇場・神戸国際会館・金沢本多の森ホールキャナルシティ劇場
  • 2014年7月 - 8月 志村けん一座第9回公演「志村魂-一姫二太郎三かぼちゃ-」:天王洲銀河劇場・中日劇場・明治座、他 新潟、福井、岡山、長崎、金沢の全国8か所
  • 2015年7月 - 8月 志村けん一座第10回公演「志村魂-一姫二太郎三かぼちゃ-」:明治座及び中日劇場、他 明石、松江、松山の全国5か所
  • 2016年7月 - 8月 志村けん一座第11回公演「志村魂-先づ健康-」:明治座・中日劇場・新歌舞伎座(一部中止)
  • 2017年7月 - 8月 志村けん一座第12回公演「志村魂-先づ健康-」:明治座・中日劇場・新歌舞伎座・福岡サンパレス
  • 2018年7月 - 9月 志村けん一座第13回公演「志村魂-一姫二太郎三かぼちゃ-」:明治座・御園座・新歌舞伎座
  • 2019年7月 - 8月 志村けん一座第14回公演「志村魂-一姫二太郎三かぼちゃ-」:明治座・御園座・新歌舞伎座

出演

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脚本・演出

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スタッフ

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  • 原作:茂林寺文福/舘直志(合作)
  • 脚本、総合演出:ラサール石井
  • 脚本:朝長浩之
  • 監修:志村康徳
  • 美術:堀尾幸男
  • 照明:五十嵐正夫
  • 音響:山本浩一/武田安記
  • 音楽:長谷川雅大
  • 振付:川崎悦子
  • 舞台監督:

使用された化粧品

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24hコスメ(24hコスメ公式ホームページに記載)

脚注

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外部リンク

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