御殿龍神(ごてんりゅうじん)は、愛知県小牧市小牧4丁目にある祠(ほこら)である。
元々この辺り一帯には、尾張徳川家の別荘の1つである「小牧御殿」があり、祠のある場所には御殿が建てられた当時から、槇の木(イヌマキ)があった。しかしこの槇の木は、昭和25年(1950年)9月の台風で倒壊。それを嘆いた徳川義親[1]が翌昭和26年(1951年)、この場所に2本の槇の木を植えた。その後、義直の遺業を親う近隣住民が往時を偲ぶため、昭和33年(1958年)に、この地に祠を建立した。