御櫛神社(みくしじんじゃ)は、奈良県生駒郡平群町椹原に鎮座する式内社旧社格は、村社

御櫛神社
所在地 奈良県生駒郡平群町椹原493番地
位置 北緯34度37分0.4秒 東経135度41分25.4秒 / 北緯34.616778度 東経135.690389度 / 34.616778; 135.690389 (御櫛神社)座標: 北緯34度37分0.4秒 東経135度41分25.4秒 / 北緯34.616778度 東経135.690389度 / 34.616778; 135.690389 (御櫛神社)
主祭神 天児屋根命
地図
御櫛神社の位置(奈良県内)
御櫛神社
御櫛神社
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概要

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大字椹原(ふしはら)の集落から堂の谷を登りつめると、頂上に近い右側の丘陵上に南面して鎮座する。

延喜式にもみえる古社であるが、創祀や由緒は詳かでない。

但し、立地場所から村の後方の谷沿いの、農業用水を守る神として祀られたという説がある。

祭神は、天児屋根命

但し、日本惣国風土記には、豊玉比咩特選神名帳には、玉櫛姫の名が見え、中世に主祭神が変わったとみられる。

向かって右側の境内社は、祭神、天押雲命[1]

本殿の玉垣外側にある境内社は、神社明細帳に「祭神不詳或云(あるいは)大穴智命」とある。

その左丘陵上の八王子社は、御神体は自然石で、同明細帳では「祭神不詳或云八柱神」とある[2]

本殿扉前浜床には、この地域では珍しい土製の狛犬がおかれてある。

脚注

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  1. ^ 『平群町史』平群町役場、665-667頁。 
  2. ^ 平群町史編集委員会 編『平群町史』平群町役場、1976年4月、665-667頁。 NCID BN04492478