後三年駅
秋田県仙北郡美郷町飯詰にある東日本旅客鉄道の駅
後三年駅(ごさんねんえき)は、秋田県仙北郡美郷町飯詰字東山本にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線の駅である。
後三年駅 | |
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駅舎(2013年5月) | |
ごさんねん Gosannen | |
◄横手 (6.4 km) (5.1 km) 飯詰► | |
秋田県仙北郡美郷町飯詰字東山本107 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■奥羽本線 |
キロ程 | 234.7 km(福島起点) |
電報略号 | ネン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 | 1921年(大正10年)12月12日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
歴史
編集年表
編集- 1921年(大正10年)12月12日:鉄道省奥羽本線横手駅 - 飯詰駅間に新設[1]。
- 1976年(昭和51年)4月1日:貨物・荷物扱い廃止[3]、無人化[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる。当時は簡易委託駅であった[4]。
- 2012年(平成24年)
駅名の由来
編集駅構造
編集単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・待避・折返し可能な地上駅である。両ホームは跨線橋で連絡している。
横手駅管理の無人駅である。2012年(平成24年)4月20日に、JR東日本は2013年(平成25年)に開催される秋田デスティネーションキャンペーンと、それに向けて2012年(平成24年)に開催されたプレデスティネーションキャンペーンを見据えて、秋田を訪れる観光客を綺麗な駅舎で迎えることを目指して、当駅の建て替えを行うことを発表した[8]。地元美郷町との合築で行われ、2012年(平成24年)12月22日に使用開始された[5]。後三年の役古戦場であることに因んで、武士の兜をイメージしている[5]。外観は回廊や連子窓などを設置し、白壁、黒格子、丸柱で落着いた雰囲気を表現している。駅舎内には、ギャラリーとして後三年の役を解説するパネルなどが展示されている。木造平屋建て42平方メートルで、駅施設・都市施設は21平方メートルある[5][6]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■奥羽本線 | 下り | 大曲・秋田方面[9] |
2・3 | 上り | 横手・新庄方面[9] |
- 3番線は上下双方の入線・発車に対応している。
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駅舎内(2024年5月)
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ホーム(2024年5月)
駅周辺
編集- 秋田県道266号耳取後三年停車場線
- 秋田県道267号金沢吉田柳田線
- 後三年駅前簡易郵便局
- 後三年合戦金沢資料館[7]
- 美郷町雁の里複合温泉施設 湯とぴあ
- 雁の里山本公園
- 平安の風わたる公園
- 道の駅美郷
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b “後三年駅開業式”. 秋田魁新報(秋田魁新報社): p.3(1921年12月13日 朝刊)
- ^ a b “「通報」●奥羽本線柳田駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1976年4月1日)
- ^ “日本国有鉄道公示第2号”. 官報. (1976年4月1日)
- ^ 『鉄道ジャーナル』第21巻第10号、鉄道ジャーナル社、1987年8月、55頁。
- ^ a b c d e 『奥羽本線後三年合築駅舎の使用開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2012年12月18日。オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2020年5月17日閲覧。
- ^ a b c 交通新聞2013年1月18日
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻653号 p.33
- ^ 『秋田デスティネーションキャンペーンに向けた駅舎整備について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2012年4月20日。オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブ 。2020年5月17日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(後三年駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年4月28日閲覧。
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(後三年駅):JR東日本