箱根 彫刻の森美術館
日本の屋外美術館
(彫刻の森から転送)
箱根 彫刻の森美術館(はこね ちょうこくのもりびじゅつかん、英語表記:THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM)は、神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平および木賀にある、野外彫刻を中心とした美術館である。特定公益増進法人である公益財団法人彫刻の森芸術文化財団とフジサンケイグループが、姉妹施設の美ヶ原高原美術館とともに運営している。
箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM | |
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箱根 彫刻の森美術館 | |
施設情報 | |
専門分野 | 彫刻 |
収蔵作品数 | 1250点[1] |
館長 | 日枝久 (フジサンケイグループ代表、公益財団法人彫刻の森芸術文化財団 理事長)[1] |
管理運営 | 公益財団法人彫刻の森芸術文化財団、フジサンケイグループ |
開館 | 1969年9月6日(土曜日) |
所在地 |
〒250-0493 日本神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121 |
位置 | 北緯35度14分40.99秒 東経139度3分5.44秒 / 北緯35.2447194度 東経139.0515111度座標: 北緯35度14分40.99秒 東経139度3分5.44秒 / 北緯35.2447194度 東経139.0515111度 |
外部リンク | https://www.hakone-oam.or.jp/ |
プロジェクト:GLAM |
歴史
編集主な彫刻
編集- ジャコモ・マンズー
- 館内には「死の扉」(サン・ピエトロ大聖堂)習作などのマンズーの彫刻に関する展示物を展示する専門の展示室「マンズールーム」がある。
- 水井康雄 「5合目標」
- ガブリエル・ロワール「幸せをよぶシンフォニー彫刻」
オープン・エアー
編集日本初の野外美術館として知られる。敷地面積は約7万平方メートルと広く、芝生に彫刻を配置した「彫刻庭園」の形式を取っている。彫刻に触ることは禁止されており、芝生内にも一部を除いて立ち入ることはできない。
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編集現在の本美術館のCMの放映時間帯については下記を参照。
→詳細は「ノンストップ! § タイムテーブル」を参照
かつて放映されていたテレビCMについて
編集- フジサンケイグループ傘下の美術館であり、BSフジのオープニング番組『美術館の風に吹かれて』(毎日4:55 - 5:00)の映像にも使われている。かつてはフジテレビ(関東ローカル)の天気予報の際の背景として使用されたこともあり、バックにはジョージ・ウィンストンの「あこがれ/愛」(アルバム『オータム』に収録)が BGM に使われていた。フジテレビの歴代オープニング・クロージング映像(“愛のメッセージ”)や夕刊フジのテレビCM[注釈 1]や美ヶ原高原美術館とともに放送開始・終了前のCMにも使用されていた。1980年代はじめに放送された『ひらけ!ポンキッキ』などのロケにも比較的高い頻度で使用されていた。1986年頃には当時のフジテレビ河田町社屋の入り口にあった凱旋門に広告が大きく掲出されていた。
駐車場にある企業旗掲揚ポール
編集本美術館の駐車場にあるポールには、産経新聞社、文化放送、ニッポン放送、フジテレビジョンの社旗(背景色と社名が異なるだけで、いずれも目ん玉マークがデザインされたシンプルなもの)が、本美術館の旗とともに掲揚されている(ただしイベント開催時には別の旗を揚げたり、端午の節句の時期にはこいのぼりを揚げるなど、差し替えられることがある)。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “彫刻の森美術館”. ミュージアムカフェ. 2014年2月3日閲覧。
- ^ 受賞対象名-パビリオン [ネットの森] - GOOD DESIGN AWARD
- ^ 教育普及プログラム [ 森のスケッチブック - 箱根彫刻の森美術館
- ^ 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)109頁。
- ^ “光の玉手箱展「プロフィール:後藤良二」”. 東急リバブル. 2021年9月7日閲覧。