弥勒寺 (関市)
岐阜県関市にある寺院
弥勒寺(みろくじ)は、岐阜県関市池尻にある天台寺門宗の寺院である。山号は龍華山。本尊は弥勒菩薩。
弥勒寺 | |
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所在地 | 岐阜県関市池尻10-1 |
位置 | 北緯35度30分22.3秒 東経136度53分36.0秒 / 北緯35.506194度 東経136.893333度座標: 北緯35度30分22.3秒 東経136度53分36.0秒 / 北緯35.506194度 東経136.893333度 |
山号 | 龍華山 |
宗派 | 天台寺門宗 |
本尊 | 弥勒菩薩 |
創建年 | 白鳳時代 |
開基 | 身毛津氏 |
中興年 | 1600年代後半 |
中興 | 円空 |
法人番号 | 9200005007623 |
歴史
編集美濃地方の豪族・身毛津(むげつ)氏の氏寺と推定される古代寺院の弥勒寺は、その後廃寺となっていたが(現在は国の史跡[1])、近世に「円空仏」の作者として知られる円空が再興した。元禄2年(1689年)に園城寺(三井寺)の末寺となったことが記録にみえる。円空は元禄8年(1695年)にこの地で没した。
数百体の円空像と円空画像を所蔵していたが、1920年(大正9年)に堂宇が焼失した。その後、寄進や移座により、現在4体の円空像の他、十数点の遺墨(血脈など)が遺る。
脚注
編集- ^ 弥勒寺官衙遺跡群-弥勒寺官衙遺跡・弥勒寺跡・丸山古窯跡・池尻大塚古墳-(文化遺産オンライン)