廣瀬鎮
文化人類学者・博物館学者
廣瀬 鎮(広瀬鎮、ひろせ しずむ、1931年3月23日 - 1994年5月29日[1])は、文化人類学者・博物館学者。
千葉県千葉市生まれ[2]。1956年立命館大学法学部卒[3]、1962年同大学院文学研究科日本史専攻修士課程修了。
1958年日本モンキーセンターに勤務し学芸員となる。付属博物館学芸部次長、1969年学芸部長。
1986年名古屋学院大学外国語学部教授。同大学国際交換計画委員長兼任[2]。1990年外国語学部教授、1994年より同大学国際交流センター長を兼任[2]。
猿と人の関係の文化人類学を専攻した[4]。豊田市文化振興財団・研究奨励賞を受賞[2]。
日本民族学会、全日本博物館学会、日本民俗学会、日本社会教育学会、日本博物館協会各会員[2]。日本展示学会理事、東海市文化振興協議会会長[2]。
著書
編集- 『博物館は生きている』日本放送出版協会 NHKブックスジュニア 1972
- 『猿 ものと人間の文化史』法政大学出版局 1979
- 『サルの学校』中公新書 1981
- 『アニマルロアの提唱 ヒトとサルの民俗学』未来社 1984
- 『猿と日本人 心に生きる猿たち』第一書房 1989
- 『サル百態』第一書房 1992
- 『博物館社会教育論 生涯学習時代の博物館』学文社 1992
編著
編集- 『比較文化研究の世界』編 学術図書出版社 1994