廟祀令(びょうしれい)は、古代中国の前漢時代、紀元前104年から紀元1世紀の初めまで置かれた官職である。国の祭祀をつかさどった。
武帝の太初元年(紀元前104年)に祠祀令を改称して設けた[1]。太常に属する官で、廟祀丞が副としてついた[1]。
後漢で祭祀をつかさどる官職は太祝令となり、廟祀令はなくなった。