広江駅(ひろええき)は、現在の岐阜県岐阜市加納南広江町に存在した、名古屋鉄道名古屋本線である。

広江駅
踏切奥に豊橋方面、手前に岐阜方面のホームがあった。奥に見えるプラットホームは加納駅。
ひろえ
HIROE
加納 (0.4 km)
(0.7 km) 新岐阜
所在地 岐阜県岐阜市加納南広江町
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 99.1 km(豊橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1914年大正3年)6月2日
廃止年月日 1968年昭和43年)1月7日
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歴史

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美濃電気鉄道笠松線(現在の名古屋鉄道名古屋本線の一部)の始発駅として開業した。新岐阜駅(現在の名鉄岐阜駅)が開業した後も、特急急行も停車する駅であった。

1958年(昭和33年)に名鉄一宮駅方の安良田町駅(1944年(昭和19年)営業休止)が加納駅として営業を再開。加納駅は急行停車駅として設備を一新して再開業したため、広江駅は普通列車のみが停車する駅へ格下げとなった。以降は、一部の普通も通過設定があった。

駅構造

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道路を挟んだ千鳥配置の相対式2面2線ホームで、ホーム長は2両分であった[1]

現在

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下り側のプラットホーム跡は残骸が残っている。上り側には小さな駅舎が存在したが、現在は撤去され、その跡には信号機器箱などが設置されている。

隣の駅

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美濃電気軌道
笠松線(開業時)
安良田町駅 - 広江駅
笠松線(1914年12月26日・当駅 - 新岐阜間開業)
安良田町駅 - 広江駅 - 加納駅(初代)
名古屋鉄道
名岐線(1942年4月1日・この日までに加納駅廃止)
安良田町駅 - 広江駅 - 新岐阜駅
名岐線(1944年・安良田町駅が営業休止)
茶所駅 - 広江駅 - 新岐阜駅
名古屋本線(1958年1月10日・安良田町駅が加納駅として営業再開後、以降廃止まで)
加納駅(2代) - 広江駅 - 新岐阜駅

※ 初代の加納駅は新岐阜駅方にあった。現在(2代目)の加納駅は名鉄一宮駅方にある安良田町駅が営業再開したもの。新岐阜駅は当駅廃止後に名鉄岐阜駅となっている。

脚注

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  1. ^ 服部重敬『名古屋本線西部・津島線・尾西線』 2巻、フォト・パブリッシング〈昭和-平成時代の名古屋鉄道〉、2024年、141頁。ISBN 978-4802134637 

関連項目

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