幸田聡子
幸田 聡子(こうだ さとこ、1969年6月5日 - )は、大阪府豊中市出身のヴァイオリニスト。3歳からヴァイオリンをはじめる。久合田緑、原田幸一郎、東儀幸、宗倫匡、小栗まち絵、フェリックス・アーヨに師事。桜塚高等学校、東京芸術大学卒業。
略歴
編集1999年3月、「川の流れのように/美空ひばり・オン・ヴァイオリン」と「バザンのロマンス/ヴァイオリン名曲集」の2枚を同時リリースして、日本コロムビアよりCDデビュー。
特に「美空ひばり・オン・ヴァイオリン」は大きな話題を呼び大ヒット、同年日本レコード大賞企画賞を受賞したクラシックの作品だけでなく、「21世紀に残したい歌」や「聞かせてよ愛の言葉を〜シャンソン・オン・ヴァイオリン」など、意欲的なプログラムに取り組んでいる。
2001年2月、「大阪市咲くやこの花賞」受賞。
2002年3月、「愛のヴァイオリン」を発売。
2003年1月、「日本の抒情」を発売。
2003年12月、「幸田聡子plays五木ひろし」をファイブスエンターテーメントより発売。
これまでにアルバム12タイトルを発表。
2005年6月、クラウンレコードに移籍「スイートメモリーズ satoko violin」を発売。
現在幸田さと子名義で活動しており、神戸市室内管弦楽団ヴァイオリン奏者としても活躍中。声楽家(ソプラノ歌手)の幸田浩子は実妹である。
成績・賞歴
編集- 1981年 全日本学生コンクール小学校の部で西日本第1位入賞。
- 1983年 全日本学生コンクール中学校の部で西日本第3位入賞。
- 1984年 ヴィエニャフスキ・ジュニア・バイオリン・コンクール(ポーランド)テレマン特別賞受賞。
- 1989年 日本モーツァルト・コンクール入賞。
- 1996年 青山音楽賞受賞。
- 1999年 第41回日本レコード大賞企画賞受賞。
音楽ソフト
編集CD
編集オリジナル・アルバム
編集- 川の流れのように〜美空ひばり・オン・ヴァイオリン(1999/3/20、日本コロムビア)
- バザンのロマンス〜ヴァイオリン名曲集(1999/3/20、日本コロムビア)
- 21世紀に残したい歌1(1999/9/18、日本コロムビア)
- アヴェ・マリア〜歌と踊り(2000/2/19、日本コロムビア)
- 21世紀に残したい歌2(2000/2/19、日本コロムビア)
- 聞かせてよ愛の言葉を〜シャンソン・オン・ヴァイオリン(2000/6/21、日本コロムビア)
- みだれ髪〜美空ひばり・オン・ヴィオリン2(2000/12/21、日本コロムビア)
- 21世紀に残したい歌3(2001/7/20、日本コロムビア)
- 愛のヴァイオリン(2002/3/20、日本コロムビア)
- ヴァイオリンで聴く日本の叙情(2003/1/18、コロムビアミュージックエンタテインメント)
- 幸田聡子 plays 五木ひろし〜千曲川〜(2003/12/3、ファイブズエンタテインメント)
- スイートメモリーズ〜SATOKO VIOLIN(2005/6/5、日本クラウン)幸田さと子
再編集アルバム
編集- HIBARI CLASSICS(2004/5/29、コロムビアミュージックエンタテインメント)
- ヴァイオリンで聴く 麗しの昭和の歌(2004/9/22、コロムビアミュージックエンタテインメント)
オムニバス/共作/参加アルバム
編集- やさしい風〜いくつもの風景(加羽沢美濃)(1999/8/21、日本コロムビア)
- FURUSATO〜故郷(2001/9/29、日本コロムビア)
- FURUSATO2〜古里(2002/3/30、日本コロムビア)
- GRACE〜Jクラシックのミューズたち(2002/5/18、日本コロムビア)
- FURUSATO ENCORE(2003/7/2、コロムビアミュージックエンタテインメント)
- AOSORA〜FOR SEASON(2005/3/2、日本クラウン)幸田さと子
- リンゴ追分・これくしょん(2005/6/24、コロムビアミュージックエンタテインメント)
- ありがとうの音楽(2006/6/7、コロムビアミュージックエンタテインメント)
DVD
編集楽譜
編集- バイオリンミニアルバム 川の流れのように(1999/10/13、ヤマハミュージックメディア)
- バイオリン・レパートリー/ASIA(アジア)(2004/7/10、ヤマハミュージックメディア)
出演
編集- おしゃべりクラシック(2000/12/22、NHK-FM)
- スタジオパークからこんにちは(2002/5/17、NHK)
- 穂高よ永遠なれ 北穂高小屋物語(2003/4/29、TBS系)
- NHK歌謡コンサート(2003/5/27、NHK)
- 公園通りで会いましょう(2003/10/16、NHK BS2)