平賀源内 解国新書
石ノ森章太郎による日本の漫画
『平賀源内 解国新書』(ひらがげんない かいこくしんしょ)は、石ノ森章太郎による漫画。
概要
編集初出は『ビジネスアクション』(双葉社)の1987年8月号から1988年4月号に掲載されたもの。原題は『七つ目小僧 -平賀源内『解国新書』より-』である。
ストーリー
編集現代と江戸時代での2つのストーリーが並行する形で描かれている。
登場人物
編集現代
編集- 山之内
- 本作の主人公。『解国新書』の解読を始める。
- 紅葉 緑
- 平賀源内のファンであり、そのために山之内から呼び出される。
江戸時代
編集- 田沼 意次
- 本作の重要人物。人の才能を見抜く目に長けており、平賀源内を獄中から助ける。
解国新書
編集1790年代に平賀源内が書したとされる書物。平賀源内の視点から描かれた田沼意次の一代記。田沼意次の死後、老中などによって消されつつあった田沼意次の偉業などを残したものとなっており、これにより田沼意次の真意を見ることができる。