平瀬城久
平瀬 城久(ひらせ くにひさ、1979年2月21日 -)は富山県出身の金沢競馬場黒木豊厩舎所属の騎手である。勝負服の柄は胴黄・青一本輪、袖青。実弟は競艇選手の平瀬城啓。
来歴
編集1996年9月29日付けで地方競馬騎手免許を取得。同年10月6日第14回金沢競馬4日目第4競走サラ系C2(3組)条件戦トヨサンマイガールで初騎乗(6頭立て4番人気2着)。同年10月15日第15回金沢競馬3日目第3競走サラ系C4(3組)条件戦をレジェンドピューマで優勝(9頭立て4番人気)し、初勝利。
1997年9月23日第12回全日本新人王争覇戦出場(12人中5位)[1]。
1998年地方競馬通算100勝達成。
2001年7月1日第20回オールジャパンリーディングジョッキー優勝(12人中)[2]。
2002年10月12日第4回京都競馬3日目第11競走デイリー杯2歳ステークスでオペラコロナリーに騎乗(13頭立て13番人気12着)し、中央競馬初騎乗。
2003年地方競馬通算500勝達成。
2004年センジュチカラに騎乗し、日本海ダービー、MRO金賞、サラブレッド大賞典を優勝し、当時の金沢競馬三冠を達成した。
2007年10月29日第15回金沢競馬2日目第4競走C44条件戦をインサイドアウトで優勝(9頭立て2番人気)し、6010戦目で地方競馬通算800勝達成[3]。
2009年地方競馬通算900勝達成。
2010年1月29日から6月30日までの予定で韓国・釜山競馬場で期間限定騎乗を行い、同年1月31日の第2競走を優勝、騎乗2日目9戦目で海外初勝利を挙げた。
2012年8月7日金沢競馬第7競走をハコダテイチバンで優勝し、7718戦目にして地方競馬通算1000勝を達成した[4]。
2017年1月1日から3月3日まで、南関東競馬で期間限定騎乗を行った。所属は大井競馬場・立花伸厩舎で、同年2月16日の大井競馬第7競走で期間限定騎乗中の初勝利を挙げた。
主な騎乗馬
編集- スギノコダイオー(1997年北國王冠、1998年あすなろ賞)
- ユキノホープ(1998年アラブウインターカップ)
- ビッグコマンド(1999年北陸三県畜産会長賞)
- コウジンプリンセス(1999年白菊賞日刊スポーツ杯)
- キクノライデン(2000年サラブレッド3歳優駿、北日本新聞杯)
- ボナンザーローマン(2001年百万石賞)
- ノーザンワッスル(2001年オールジャパンリーディングジョッキー)
- オーミアジル(2002年北陸三県畜産会長賞、中日杯)
- オペラコロナリー(2002年兼六園ジュニアカップ)
- キタノオペラ(2003年サラブレッドフレッシュカップ、2004年サラブレッドヤングチャンピオン)
- センジュチカラ(2004年日本海ダービー、MRO金賞、サラブレッド大賞典)
- サンコーキング(2004年北陸四県畜産会長賞)
- キクノサンデー(2005年サラブレッド大賞典)
- タフネスゴールド(2007年スプリングカップ)
- サンクスチケット(2009年プリンセスカップ)
- セイリュウザクラ(2009年サラブレッド大賞典)
- ジャングルスマイル(2012年オグリキャップ記念、百万石賞、2015年百万石賞、イヌワシ賞、北國王冠)
- ディアブレイズン(2014年北日本新聞杯)
- ケージーキンカメ(2014年サラブレッド大賞典)
- アロマベール(2014年兼六園ジュニアカップ、金沢ヤングチャンピオン)
- ブライトエンプレス(2015年兼六園ジュニアカップ)
- メイジン(2017年金沢スプリングカップ、中日杯)
- フジヤマブシ(2020年北日本新聞杯、MRO金賞)
脚注
編集- ^ 9R 全日本新人王争覇戦(中央騎手招待) C1 - JBISサーチ
- ^ オールジャパン リーディングジョッキー - えるえるさいず
- ^ 金沢の平瀬城久騎手、地方通算800勝達成 - netkeiba.com
- ^ “地方競馬情報サイト TOPICS-2012”. www.keiba.go.jp. 2021年6月9日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 騎手登録情報 - 地方競馬情報サイト
- 騎手詳細データ - nankankeiba.com
- 騎手紹介 - 金沢競馬場 -KANAZAWA Horse park-
- 平瀬城久騎手の海外騎乗成績 - えるえるさいず