平榮子
人物・来歴
編集旧芸名は平隆有子、平映子。平栄子 と表記される場合もある。
昭和女子大学短期大学部卒業。
芥川隆行の門を叩いて師事。当初の芸名は師匠である芥川の「隆」の字を取って、平隆有子(たいらりゅうこ)にした。
1980年代から、テレビドラマを中心に活動。オフィス・ヘンミ制作のドラマに出演することが多かった。
ナレーション業では『火曜サスペンス劇場』の予告ナレーションを長年務めていた。
声が特技であり、いろいろな声を変えて出すことができるため、その特技を生かしていろいろな役柄を幅広くこなす。基本的にはおとなしめな役が多い。
かつては、「アクターズ7」 → 「かとう企画」に所属していた。
ここ近年は、朗読劇を音楽とコラボレーションさせる舞台出演活動や地元である北海道(NHK文化センター帯広教室)で朗読教室の講師(ボイスティーチャー)を務める活動など朗読を広げる活動が主である。朗読劇(舞台)では、ギタリストの岩永善信との共演が多い。
1999年放送のTBS系の二時間ドラマ「万引きGメン二階堂雪(3)・虚栄心」では、通常のイメージとは一味違った役(派手な置引き常習犯のおばさん役)を演じた。
出演
編集テレビドラマ
編集- 太陽にほえろ!・ボンは泣かない 第360話(1979年6月22日)
- ナショナル劇場(TBS)
- 水戸黄門(C.A.L)
- 第14部 第25話「酒に溺れた黄金の腕 -金沢-」(1984年4月16日) - 梅屋の女中
- 第16部 第15話「娘が消えた縮緬の里 -宮津-」(1986年8月4日) - 旅娘
- 第17部
- 第21話「亡霊の正体見たり… -福山-」(1988年1月18日) - 宿の女中
- 第25話「狙われた二人の黄門様 -大坂-」(1988年2月15日)、 第26話「旅の終わりの波瀾万丈 -大坂・江戸-」(1988年2月22日) - 宿の女中
- 第18部 第8話「泥棒夫婦の大予言 -追分-」(1988年10月31日) - 旅籠の女中
- 第20部
- 第20話「弥七を狙う女 -八代-」(1991年3月25日) - おくら
- 第32話「誘拐された御老公 -福井-」(1991年6月17日) - お伸
- 第21部
- 第1話「悪鬼が巣喰う岡崎城 -水戸・岡崎-」(1992年4月6日) - 大黒屋の女中
- 第19話「恋を実らす占い合戦 -龍野-」(1992年8月10日) - お松
- 大岡越前 第9部 第4話「襲われた御用金」(1985年11月18日、C.A.L) - およね
- 江戸を斬るVII 第11話「お京誘拐御用旅」(1987年4月6日、C.A.L) - おしげ
- 水戸黄門(C.A.L)
- 特捜最前線・呪われた死者の呼ぶ声! 第373話(1984年7月18日)
- その時、妻はII(1985年10月21日〜12月27日)
- 牟田刑事官事件ファイル(4)・財布を拾った女(1985年12月14日・土曜ワイド劇場)
- 花くらべ(1988年5月30日 - 7月4日)
- 夏は秘密がいっぱい!(1994年7月25日 - 9月2日) ‐ まゆ子の母親
- 事件(3)・死刑を求刑された女!・母は本当に父を殺したのか?(1995年6月24日・土曜ワイド劇場)
- はみだし弁護士・巽志郎(3)・女子高生援助交際殺人事件!(1998年5月16日・土曜ワイド劇場)
- 万引きGメン二階堂雪(3)・虚栄心(1999年6月7日・月曜ドラマスペシャル) - 置引き犯のおばさん
- 女弁護士・高林鮎子(24)・東京環状線夏の迷走(1999年7月20日・火曜サスペンス劇場)
- 弁護士高見沢響子(3)・息子をリンチ殺害された母が報復殺人に走った!(2000年4月24日・月曜ドラマスペシャル)
- おやじのひげ
ナレーション
編集舞台
編集- 朗読とクラシックギターの夕べ