平昌オリンピックスタジアム
平昌オリンピックスタジアム(ピョンチャンオリンピックスタジアム、朝: 평창 올림픽 스타디움)は、韓国の江原道(現:江原特別自治道)平昌郡に建設された仮設のスタジアムである。2018年平昌オリンピックと2018年平昌パラリンピックの開・閉会式が行われた。
平昌オリンピックスタジアム | |
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施設情報 | |
所在地 | 江原道平昌郡大関嶺面水下里166-16 |
位置 | 北緯37度40分02秒 東経128度42分22秒 / 北緯37.66722度 東経128.70611度座標: 北緯37度40分02秒 東経128度42分22秒 / 北緯37.66722度 東経128.70611度 |
起工 | 2016年6月 |
開場 | 2017年9月30日 |
使用チーム、大会 | |
2018年平昌オリンピック、平昌パラリンピック | |
収容人員 | |
3万5千人 |
概要
編集2016年6月[1]から建設が進められ、28,300 m2[2]の敷地に約1,200億ウォン[3]の事業費をかけて2017年9月に完成した。
3万5000席の観客席と7階規模の本館棟を備えている[4]。上から見ると五角形をしており、平昌五輪が掲げる「文化」、「経済」「情報通信技術(ICT)」、「環境」、「平和」といった目標を象徴している。仮設スタジアムとして建設されたため、大会終了後は観客席など施設は解体され、跡地は公演場として活用される予定[5]。
防寒性
編集同スタジアムは屋根と外壁がないため、防寒性の問題が懸念されている。
2017年11月5日、大会に先行して開催されたK-POPのコンサートで観客十数人が低体温症になり病院に運ばれた[6]。五輪の開・閉会式総監督を務めるソン・スンファンによると、「選手たちが入場する40 - 50分間は観客たちも立ち上がって一緒にダンスを踊り、簡単な打楽器をたたきながら寒さをしのげるように準備している」と説明した[7]。
アクセス
編集平昌オリンピック・パラリンピック期間中は観客シャトルバスでのみ来場可能で、シャトルバスは最寄駅の珍富駅と珍富駐車場から運行された。2018年3月19日以降は、横渓(フェンゲ)市外バスターミナルから徒歩10分程度。
脚注
編集- ^ 4回使って壊す平昌五輪開閉会式場…1日使用料は158億ウォン(1)>『中央日報』2017年7月25日、2019年1月17日閲覧
- ^ Innolife (2017年10月1日). “【平昌冬季オリンピック】開・閉会式場が昨日(30日)完工”. Innolife.net 2017年10月20日閲覧。
- ^ 聯合ニュース (2017年9月29日). “[写真]平昌五輪の開会・閉会式会場 30日に完成”. 聯合ニュース 2017年10月20日閲覧。
- ^ “強風、大勢の観客移動で揺れる開会式スタジアム 大統領府も舌打ちする不手際…”. 産経新聞. (2017年11月2日) 2017年12月15日閲覧。
- ^ “開閉会式場が完成「五輪史上初の行事専用」 関心は低いまま…”. 産経新聞. (2017年9月30日) 2017年10月2日閲覧。
- ^ “平昌五輪のメーン会場で韓流コンサート、屋根なく低体温症になる人続出―中国メディア”. recordchina. (2017年11月6日)
- ^ “平昌冬季五輪開会式、カネをかけても…”. 朝鮮日報. (2017年11月26日) 2017年12月2日閲覧。