巻き舌(まきじた)とは、特殊なの使い方で話すこと。『精選版日本国語大辞典』には以下の四つの用法が挙げられているほか、そり舌音を巻き舌と形容する場合もある。

  1. 四角張った話し方。切口上。
  2. 舌先を激しく動かし、早口で勢いよく話すこと。江戸っ子特有のぞんざいな話し方。
  3. 酒に酔うなどして呂律が回らない状態の話し方。
  4. 顫動音を用いた子音の発音。通常歯茎ふるえ音を指し、国際音声記号では [r] と記述される。日本語では江戸言葉のべらんめえ口調などのら行音で現れる。

参考文献

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