左胃動脈
人体の解剖学において、 左胃動脈(ひだりいどうみゃく、英語: left gastric artery)は、腹腔動脈から生じ、胃の小彎の上部に沿って走る。分枝は下部の食道に供給する。左胃動脈は右から左に走る右胃動脈と吻合する。
左胃動脈 | |
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左胃動脈は2番の2つの矢印のうち、上の矢印の方である。 | |
概要 | |
供給源 | 腹腔動脈 |
表記・識別 | |
ラテン語 | arteria gastrica sinistra |
グレイ解剖学 | p.603 |
TA | A12.2.12.013 |
FMA | 14768 |
解剖学用語 |
臨床的意義
編集疾患としては、左胃動脈は消化性潰瘍に関わっている可能性がある。潰瘍が胃の粘膜を通って動脈の分枝に入り込むと、胃に大量の失血を引き起こし、吐血やメレナなどの症状が出ることがある。
イメージ
編集脚注
編集- ^ Essential Clinical Anatomy. K.L. Moore & A.M. Agur. Lippincott, 2 ed. 2002. Page 150
外部リンク
編集- Anatomy photo:38:01-0103 at the SUNY Downstate Medical Center - "Stomach, Spleen and Liver: The Right and Left Gastric Artery"
- celiactrunk at The Anatomy Lesson by Wesley Norman (Georgetown University)
- Branching at uhrad.com