川崎市上下水道局
川崎市上下水道局(かわさきしじょうげすいどうきょく)は、神奈川県川崎市内における水道、工業用水道の供給および排水を行う地方公営企業である[1]。
種類 | 地方公営企業 |
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本社所在地 |
日本 〒210-8577 神奈川県川崎市川崎区宮本町1番地 |
設立 |
2010年 (給水開始:1921年) |
業種 | 水道業、下水道業 |
事業内容 | 上水道、工業用水道、下水道 |
代表者 | 上下水道事業管理者 |
従業員数 | 1,080人 |
関係する人物 |
斎藤力良 (元管理者) 平岡陽一 (元管理者) |
外部リンク | https://www.city.kawasaki.jp/800/index.html |
概要
編集- 水道
- 給水人口 - 1,481,234 人
- 年間配水量 - 183,649,400 m³
- 1日最大配水量 - 532,800 m³ (7月12日)
- 年間有収水量 - 166,140,433 m³
- 工業用水道
- 契約会社・工場数 - 58社80工場
- 1日当たり契約水量 - 515,330 m³
- 年間契約水量 - 188,610,780 m³
- 年間使用水量 - 139,255,951 m³
- 下水道
- 下水道利用可能人数 - 約147万人
- 普及率 - 99.4%
施設
編集主要施設は以下の通り。
貯水
編集全て相模川水系のダムである。
- 相模ダム - 有効貯水量4,820万m³
→詳細は「相模ダム」を参照
- 沼本ダム - 有効貯水量153.4万m³
→詳細は「沼本ダム」を参照
- 城山ダム - 有効貯水量5,120万m³
→詳細は「城山ダム」を参照
導水
編集- 相模隋道(横浜市と共同)、下九沢分水池、第1導水隋道、第2導水隋道、原水1号連絡管、淵野辺接合井
浄水
編集- 長沢浄水場
→詳細は「川崎市上下水道局長沢浄水場」を参照
配水
編集水位がほぼ地盤高さに近い配水池と、給水区域への水圧差を確保するための配水塔を持つ。
- 配水池
- 鷺沼 - 109,608m³
- 末吉 - 72,360m³(横浜市鶴見区)
- 生田 - 47,698m³
- 潮見台 - 27,840m³
- 長沢 - 40,622m³
- 黒川 - 10,767m³
- 黒川高区 - 1,998m³
- 配水塔
- 高石 - 6,280m³
- 千代ヶ丘 - 3,504m³
- 宮崎 - 2,512m³
- 細山 - 1,899m³
- 百合丘 - 514m³
下水
編集4つの処理場と19のポンプ場を持つ。
処理場
- 入江崎水処理センター
- 処理能力 - 304,500 m³/日
- 加瀬水処理センター
- 処理能力 - 244,800 m³/日
- 等々力水処理センター
- 処理能力 - 300,000 m³/日
- 麻生水処理センター
- 処理能力 - 62,800 m³/日
- ポンプ場
- 六郷
- 大島
- 渡田
- 京町
- 古市場
- 観音川
- 大師河原
- 戸手
- 小向
- 丸子
- 加瀬
- 渋川
- 天王森
- 江川
- 蟹ヶ谷
- 久末
- 登戸
- 等々力
- 踊場
受水
編集- 神奈川県内広域水道企業団から用水供給を受けている。
国際展開
編集財務
編集平成27年度時点で以下のとおり[4]。
- 水道
- 収益的収入: 31,636百万円
- 収益的支出: 30,263百万円
- 当年度純利益: 1,373百万円
- 企業債残高: 56,358百万円
- 工業用水道
- 収益的収入: 7,315百万円
- 収益的支出: 6,572百万円
- 当年度純利益: 743百万円
- 企業債残高: 10,116百万円
- 下水道
- 収益的収入: 45,195百万円
- 収益的支出: 42,498百万円
- 企業債残高: 352,480百万円
キャラクター
編集脚注
編集- ^ “川崎市水道事業、工業用水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例”. 川崎市. 2016年12月24日閲覧。
- ^ “平成27年度事業統計”. 川崎市上下水道局. 2016年12月24日閲覧。
- ^ “国際展開”. 川崎市上下水道局. 2016年12月24日閲覧。
- ^ “平成27年度事業統計”. 川崎市上下水道局. 2016年12月24日閲覧。