川内侑子
日本の女子マラソン選手
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川内 侑子(かわうち ゆうこ、1985年5月24日[1] - )は、日本の女子長距離走・マラソン選手。旧姓・水口(みずぐち)。岐阜県高山市出身。三重大学教育学部スポーツ健康科学コース卒業。1児(長男)の母[2]。
来歴
編集高校・大学時代
編集岐阜県立斐太高等学校時代には1500mと3000mでインターハイに出場。三重大入学後に実力が開花し、大学3年次には日本学生女子ハーフマラソン選手権で優勝。
大学4年次の日本インカレでは10000mで4位入賞[3]。2008年には、ニューカレドニア国際マラソンに参加し、後に夫となる川内優輝と出会った[4]。
実業団からフリーへ
編集大学卒業後は実業団のデンソーに10年間所属。
2010年に日本代表として、世界クロスカントリー選手権に出場したほか、
2013年 - 2015年のクイーンズ駅伝では主要区間を担い、チームの3連覇に貢献した[5]。
また、2013年の熊日30kmロードレースに優勝したが、この時の男子の優勝者は川内優輝であった[6]。
2019年3月の名古屋国際ウィメンズマラソン[7]を最後に、デンソー所属からフリーのランナーに転身した。
フリーランナー転向後、最初のフルマラソンとなったバンクーバーマラソンでは、川内優輝とともに優勝した[8]。
結婚後、初の夫婦揃っての参加となった河北新報錦秋湖マラソンの30kmの部で、1時間56分58秒の大会新記録で優勝。ゲスト出場だった夫の優輝も1位だった[9]。
2020年4月1日付で夫が所属するあいおいニッセイ同和損保と所属契約[10]。
主な実績
編集- 2008年 - 日本学生女子ハーフマラソン優勝
- 2008年 - ニューカレドニア国際マラソン
- 2010年 - 世界クロスカントリー選手権シニア8km日本代表。
- 2013年 - 全日本実業団選手権10000m7位
- 2013年 - 熊日30 kmロードレース優勝
- 2013年 - 2015年 - 全日本実業団対抗女子駅伝3連覇
- 2015年 - 函館ハーフマラソン3位
- 2015年 - 北海道マラソン3位
- 2016年 - 北海道マラソン2位
- 2016年 - 函館ハーフマラソン3位
- 2017年 - 函館ハーフマラソン優勝
- 2017年 - 北海道マラソン4位
- 2019年 - バンクーバーマラソン優勝
- 2019年 - 河北新報錦秋湖マラソン30km優勝
脚注
編集出典
編集- ^ “川内優輝が結婚 極秘交際実った!デンソー所属・水口侑子と5月に挙式”. スポーツニッポン. (2019年3月12日) 2021年9月18日閲覧。
- ^ “プロランナー川内優輝「長男が生まれ、パパになりました」2度の流産を乗り越えて「母子共に健康」”. 中日スポーツ. (2022年12月1日) 2023年12月10日閲覧。
- ^ “ゲストが増えました 川内侑子さん”. 第2回日本最北端わっかない平和マラソン【公式】. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “祝ご結婚・ランナー川内優輝選手&水口侑子選手「第37回ニューカレドニア・モービル国際マラソン」にカップル出場が決定!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “主なチーム戦績”. デンソー女子陸上部. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “金栗記念熊日30キロロードレース:日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2019年8月2日閲覧。
- ^ かくや (2019年3月10日). “【名古屋ウィメンズマラソン 2019】結果・速報・完走率(ランナーアップデート)”. ほぼニートの資格取得日記(マラソン編). 2019年8月2日閲覧。
- ^ “川内優輝選手、バンクーバーマラソンで婚約者の水口さんと共にアベック優勝”. バンクーバー経済新聞. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “第39回河北新報錦秋湖マラソン - RUNNET ランネット・大会結果,写真”. runnet.jp. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “川内優輝の妻・侑子さん、夫と同じあいおいニッセイ同和損保所属に”. SANSPO.COM. (2020年5月19日)