島裕介
島 裕介(しま ゆうすけ、1975年2月12日 - )は、日本のトランペット奏者、フリューゲルホーン奏者、フルート奏者、音楽プロデューサー、作曲家、編曲家。
経歴・人物
編集大阪生まれの東京育ち。東京都立戸山高等学校から慶應義塾大学理工学部に進み、同大学院修士課程を修了。
2002年、本格的にプロ活動を開始。これまでに数百タイトルのアルバム・CM録音に参加。トランペットピアノDUO編成のリーダーユニット Shima & Shikou DUO(ピアノ伊藤志宏)では、フジロックフェスティバル2007年出演、全国タワーレコードJ-JAZZチャート1位獲得[1]、2009年ビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。
2010年より発売の、オリジナル曲メインのリーダープロジェクトSilent Jazz Caseでは計4作品をリリース。一方で、Silent Jazz Case名義でのプロデューサー活動も始め、数多くの有名アーチストの作品に関わる[2]。
2011年よりJAZZJAPAN誌でジャズトランペット作品の連載を4年間続ける[3]。
2013年より発売の本人名義アルバム『名曲を吹く』では計4作品をリリース。その内容で、国内・海外[4]含め数十都市のツアーを定期的に行う。
2019年10月、テニス世界大会「楽天オープン2019」決勝戦前(皇室観覧試合)での国歌「君が代」トランペット独奏に抜擢される[6]。
リーダー・個人名義作品
編集- 『雨の246』 / Shima&ShikouDUO(2006年/自主制作)
- Road To The Deep North / Shima&ShikouDUO(2008年/Nature Bliss)
- Poetry / Shima&ShikouDUO(2009年/ビクターエンタテインメント)
- Silent Jazz Case 1 / Yusuke Shima (2010年/ランブリングレコード)
- 『呼吸』 / Shima&ShikouDUO(2012年/MOS Sound)
- 『名曲を吹く Ink Blue』 / 島裕介 (2013年/MOS Sound)
- 『名曲を吹く 2』 / 島裕介 (2013年/MOS Sound)
- Silent Jazz Case 2 / Yusuke Shima (2015年/Playwright)
- 『名曲を吹く 3 ~ニニ・ロッソとシネマ~』 / 島裕介 (2015年/MOS Sound)
- 『小山豊 meets 島裕介~和ジャズ~』 / 小山豊, 島裕介 (2016年/等々力ジャズレコーズ)
- Silent Jazz Case 3 / Yusuke Shima (2017年/Playwright)
- 『小山豊 meets 島裕介~和ジャズ~ vol.2』 / 小山豊, 島裕介 (2018年/等々力ジャズレコーズ)
- Yusuke Shima in Bnagkok / Yusuke Shima (2018年/自主制作)
- Prayer / re:plus , Yusuke Shima (2019年/Playwright)
- 『名曲を吹く 4 ~feat.沖仁・丈青~』 / 島裕介 (2019年/等々力ジャズレコーズ)
- Silent Jazz Case 4 / Yusuke Shima (2019年/Playwright)
- SilentJazzCase for the Vinyl [Analog] / Yusuke Shima (2022年/URBAN DISCOS)
- Wind Loop Case 1 / Yusuke Shima (2023年/Playwright)
- Silent Jazz Case 5 / Yusuke Shima (2024年/Playwright)
主なプロデュース作品
編集- Jazz in R&B(2009年)
- A Beautiful Day cover&standerd vol.2 / 青木カレン(2009年)
- Lapis Lazuli / bohemianvoodoo(2010年)
- 『暴走JAZZ』/ Purple Jazz Project (2011年)
- Will Love / 杉山未紗(2011年/ポニーキャニオン)
- 『キュアジャズ』 / 高木里代子(2012年/ビクターエンタテインメント)
- Mederu / 樽木栄一郎(2012年/ハピネスレコード)
- Jazz The Rocks(2012年/ビクターエンタテインメント)
- ジャズソン。-ジャジーなアニソン- / Silent Jazz Case(2012年)
- Move On / The Novelestilo(2013年)
- Because the Night / Ryu Miho(2013年/キングレコード)
- TONE / 高橋ちか(2013年)
- 暴走JAZZ弐:ピアノヴァージョン / Purple Jazz Project (2013年)
- 『ハードバップ・リバイバーズ』 / 石井裕太とハードバップ・リバイバーズ(2014年)
- Birth / 中溝ひろみ(2014年)
- seasons / 渚まいこ(2016年/等々力ジャズレコーズ)
- The Express / 吉岡大輔 & the Express(2016年/等々力ジャズレコーズ)
- GENESIS / 橋本芳(2017/等々力ジャズレコーズ)
- Voice of Buoy / SOA(2020年/等々力ジャズレコーズ)
- Paradox / 橋本芳(2020年/Playwright)
- 羽色 - cor de pena / 赤羽泉美(2021年/等々力ジャズレコーズ)
- it / 矢崎恵理(2022年/等々力ジャズレコーズ)
- launch vehicle / 久保田浩之 (2024年/等々力ジャズレコーズ)
主なサポート活動・共演歴
編集- エゴラッピン(2002年~2006年)[7]
- Paris match(2009年)
- 沖仁[8]
- 畠山美由紀[9]
- 加護亜依[10]
- JiLL-Decoy association
- さかいゆう
- Saigenji
- おおはた雄一
- 川上つよしと彼のムードメイカーズ
- ASA-CHANG & ブルーハッツ[11]
- 一青窈
- デュークエイセス
- 由紀さおり
- 玉置浩二
- 美川憲一
- 夏木マリ
- 小泉今日子
- 小野リサ
- 土屋アンナ
- hiro
- 鷲崎健
- 流線形
- ART-SCHOOL
- 風味堂
- SOFFet
- 須永辰緒
- re:plus
- Jean-Paul 'Bluey' Maunick
- 阿川泰子
- 竹本健一
- 堀込泰行
他多数のミュージシャンと共演(主にジャズ)
メディア関係
編集海外での演奏歴
編集- タイ(バンコク、チェンマイ)
- 韓国(ソウル、プサン、他)
- アメリカ(ロサンゼルス、ニューヨーク、フィラデルフィア)
- スペイン(セビリア)
- 中国(深圳、上海、蘇州、杭州、北京、武漢、南京、広州)
脚注
編集出典
編集- ^ Shima & Shikou DUO - ビクターエンタテインメント
- ^ bounce編集部 (2015年5月15日). “【wright on time】第2回(前編)Yusuke Shimaが語るクール=サイレントなポスト・クラブ・ジャズ世界”. タワーレコード. 2017年6月5日閲覧。
- ^ JAZZ JAPAN Vol.18 - JAZZ JAPAN
- ^ Yusuke Shima Quartet @ Livecube - Livecube, Bangkok
- ^ 等々力ジャズレコーズ - 等々力ジャズレコーズ
- ^ 島裕介 国歌「君が代」楽天オープンテニス2019決勝 - 島裕介YouTube
- ^ EGO-WRAPPIN' 結成20周年特集 (5/19) - 音楽ナタリー
- ^ 日本を代表するフラメンコギタリスト沖仁 - Music Lounge
- ^ 『もっと、音楽を聴こう』畠山美由紀セレクション - タワーレコードオンライン
- ^ 加護亜依、京都&東京でジャズを唄うワンマンライブ 音楽ナタリー
- ^ ASA-CHANG&ブルーハッツ Sony Music Entertainment