島村琢哉
日本の実業家
島村 琢哉(しまむら たくや、1956年(昭和31年)12月25日 - )は、日本の実業家。AGC(旧・旭硝子)株式会社取締役兼会長[1]、前代表取締役兼社長執行役員CEO。公益財団法人旭硝子財団理事長[2]、公益社団法人新化学技術推進協会代表者。
しまむら たくや 島村 琢哉 | |
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生誕 |
1956年12月25日(68歳) 日本 岡山県 |
出身校 |
慶應義塾大学経済学部 ハーバード・ビジネス・スクール |
職業 | 実業家 |
経歴
編集- 1956年 - 岡山県生まれ[3]、神奈川県育ち[4]。
- 1975年 - 神奈川県立鎌倉高等学校卒業[4]。
- 1980年 - 慶應義塾大学経済学部卒業[4]。
- 同年 - 旭硝子(現・AGC)株式会社入社。
- 2003年 - アサヒマスケミカル株式会社社長。
- 2006年 - 旭硝子株式会社化学品カンパニー企画・管理室長。
- 2007年 - ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了[5]。
- 2009年 - 同社執行役員化学品カンパニー企画・管理室長。
- 2010年 - 同社執行役員化学品カンパニープレジデント。
- 2013年 - 同社常務執行役員 電子カンパニー プレジデント→同社 常務執行役員電子カンパニープレジデント兼同カンパニーエレクトロニクス (現・電子部材)事業本部長。
- 2014年 - 同社常務執行役員電子カンパニープレジデント。
- 2015年 - 同社社長執行役員CEO兼グループ改善活動担当→同社代表取締役兼社長執行役員CEO兼グループ改善活動担当。
- 2016年 - 同社代表取締役兼社長執行役員 CEO。
- 2021年 - 同社代表取締役兼会長→同社取締役兼会長(現在に至る)。
- 2022年 - 株式会社荏原製作所独立社外取締役、JFEホールディングス株式会社 社外監査役(非常勤)。
人物
編集入社から30年以上、化学品の営業に長く携わり、同事業の海外子会社社長、同事業部門長などを経験する。
社長になるまでの2年間(2013年、2014年)は、電子部門の責任者を務めた。
2015年から社長に就任するが、前年は大幅な減益に直面した為、どうすべきか腹を決め、まず「内向的な社内の雰囲気を変える」ことに取りかかった。その結果、収益改善に繋がり、更なる成長に向けての経営計画を立て、発表した。
人材(人財)育成にも力を注ぎ、年間100回以上の社内ミーティングを世界各国の社員と行う。 またその育成には、「人財で勝つ」と表した。
2020年には新型コロナウイルスに遭遇。業績も悪化し、心の中で決め、社長の座を退き、会長に就任した。後任は、代表取締役 兼 専務執行役員 CTOの平井良典。
脚注
編集- ^ “役員紹介”. AGC. 2022年5月16日閲覧。
- ^ 役員・評議員(平成27年6月) (PDF) - 旭硝子財団
- ^ “旭硝子が取り組むディズニー流「若手のチャレンジ促進法」”. 2022年5月14日閲覧。
- ^ a b c “智慧の燈火プロジェクト―日本が誇る”長寿企業の知恵”を遺す | Blog Archive » AGC株式会社”. chienotomoshibi.jp. 2022年4月3日閲覧。
- ^ “島村 琢哉氏”. 2022年6月18日閲覧。
外部リンク
編集- 旭硝子・島村琢哉氏 化学工業日報
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