岩﨑正寛
来歴
編集兵庫県出身。柔術家。
中学生の時にボブ・サップVSアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの試合を偶然観戦し、衝撃を受けた事からブラジリアン柔術に興味を持つ。
21歳の時にブラジルに単身で渡り、バルボーザ道場でマルコ・アントニオ・バルボーザよりポイントを取り黒帯を取得。日本人最年少黒帯保持者となり、その記録は現在も破られていない。
その足でオーストラリアのアリススプリングスへ渡り、グレイシーバッハのアソシエイションでインストラクターとして1年半指導をして生活をする。帰国後、仙台の会社でサラリーマン柔術家として試合を重ね、初の海外試合で居合わせた柔術家の玉木強の紹介で、トライフォース青山(現 CARPE DIEM BJJ 青山本部)のインストラクターとして石川祐樹代表の元でCARPE DIEM BJJとして働く事になる。CARPE DIEM BJJ三田へ配属後は、数多くの海外遠征を経て、世界のトップクラスで戦う日本代表の柔術家となる。
2017年 IBJJFアジア選手権にて、現RIZINファイター・元KSWフェザー級王者のクレベル・コイケに勝利。
2018年 ポルトガルで開催された 世界三大大会の一つであるヨーロピアン選手権において、最激戦区ともいえるライト級(76kg)で準優勝し、各階級での日本人最高位を取得。同年、グアムで開催されたMARIANAS OPENで、現UFCファイター・元柔術ライト級世界王者ギルバート・バーンズに勝利。BJJ HEROESランキングで全世界を含めた柔術家のライト級で2位となる[1]。
2018年6月9日、QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYOに「TEAM HALEO」のメンバーとして参戦したホベルト・サトシ・ソウザ選手と対戦し、時間切れドローの結果で終わっている。同年、ジャズ歌手/文筆家として活動するRIKAPEPEと入籍。得意技の「DEEP HALF」が世界に認められ、2019年 IBJJF世界王者のベルナルド・ファリア選手プロデュースによる逆輸入版のDVDをアメリカで発売。
長年にわたりCARPE DIEM BJJで指導者として携わり、Kidsカテゴリーにおいては5人の世界王者を育てるなどの幅広い指導歴を持つ。
2020年故郷である兵庫県に戻り、関西初のCARPE DIEM BJJを芦屋市で出店。現在は、道場経営をしながら、RIZINで活躍するファイター萩原京平の指導なども行う。
戦績
編集グラップリング
編集勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
△ | 金原正徳 | 8分1R終了 時間切れ | QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO | 2020年10月27日 |
△ | グラント・ボグダノフ | 8分1R終了 時間切れ | QUINTET FIGHT NIGHT 5 in TOKYO | 2020年10月27日 |
表彰
編集個人
編集- 2016年
- アジア選手権 準優勝(東京)
- 2017年
- ヨーロピアン選手権 3位(リスボン)
- 全日本選手権 優勝3連覇(国内)
- 2018年
- ヨーロピアン選手権 準優勝(リスボン)
- 2019年
- KASAI PRO 3(ニューヨーク)
- MARIANAS OPEN 3位(グアム)
- SPYDER INVITATIONAL(韓国)
団体
編集- QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO 優勝
- QUINTET FIGHT NIGHT4 in AKITA 優勝
- QUINTET FIGHT NIGHT5 in TOKYO 準優勝
脚注
編集- ^ masahiro-iwasaki - BJJ HOROES
外部リンク
編集- CARPE DIEM BJJ 芦屋
- CARPE DIEM BJJ 岩崎正寛の独り言
- 岩﨑正寛 (@iwasakibjj) - X(旧Twitter)
- 岩﨑正寛 (@masahirocdbjj) - Instagram
- 【柔術家 岩崎正寛】DEEP HALF CLUB - YouTubeチャンネル
- DEEP HALF RADIO - stand.fm
- 岩崎正寛「柔術物語」 (masahiroiwasaki) - note
- QUINTET 選手データ
- 岩﨑正寛の戦績 - SHERDOG