岩本三郎

日本のサッカー選手

岩本三郎(いわもと さぶろう、1969年1月14日 - 2005年4月[4][5])は、日本の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。兄の岩本慎二郎はサッカー指導者[4][6]

岩本 三郎
名前
カタカナ イワモト サブロウ
ラテン文字 IWAMOTO Saburo
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1969-01-14) 1969年1月14日
出身地 千葉県
没年月日 2005年4月??
身長 163cm[1]
体重 61kg[1]
選手情報
ポジション MF
ユース
1981-1983 日本の旗 船橋市立坪井中学校[2]
1984-1986 日本の旗 帝京高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1987-1991 日本の旗 古河電工 2 (0)
1992 日本の旗 ジェフユナイテッド市原 0 (0)
通算 2 (0)
代表歴
1984-1985  日本Jrユース 6[3] (1[3])
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

来歴

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小学6年時に船橋FCの選手として全日本少年サッカー大会優勝に貢献し、優秀選手に選出[2][7] 。当時は天才少年と称された[8]

船橋市立坪井中学校を経て帝京高等学校に進学。同期には巻田清一、1学年下に礒貝洋光森山泰行がいる[2]。帝京高校1年時に日本ジュニアユース代表に選ばれ、同年8月のAFC U-17選手権1985予選、1985年2月の本大会に出場した[3]。1年時と2年時には日本ユース代表に選ばれた[2][9]。3年時には帝京高校で主将を務めたほか、東京都選抜に選ばれ国体少年の部優勝に貢献した[10]

1987年、日本サッカーリーグ1部の古河電気工業サッカー部(後のJR東日本古河サッカークラブ)に加入。同期には大塚一朗らがいる[4]。1989-90シーズンのJSL1部第10節、フジタ戦でデビューし[11]、1990-91シーズンまでにリーグ戦2試合に出場[12]。同シーズン終了後に引退しJR古河ジュニアユースのコーチとなった[13]

1992年、JR古河がプロ化によりジェフユナイテッド市原へ移行した際に選手として復帰したが[1]、出場機会はなかった[14]

その後はサッカー指導者に戻り、熊本県立大津高等学校などでコーチを務めた[4]

2005年4月、交通事故により死去[4][5]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1987-88 古河 JSL1部
1988-89
1989-90
1990-91
1992 市原 - J - 0 0 0 0 0 0
通算 日本 J 0 0 0 0 0 0 0 0
日本 JSL1部 2 0
総通算 2 0

脚注

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  1. ^ a b c 「Jリーグ・カップ登録メンバーリスト」1992年10月号、ベースボール・マガジン社 
  2. ^ a b c d 「昭和60年度第64回全国高等学校サッカー選手権大会 展望&ガイド」『サッカーダイジェスト』1986年2月号別冊付録、日本スポーツ企画出版社、10-11頁。 
  3. ^ a b c 国吉好弘『日本サッカーユース代表の誇り-アンダーを紐解く』ベースボール・マガジン社、2013年、202-205・373頁。ISBN 978-4-583-10611-3 
  4. ^ a b c d e [選手権]修徳のマフラー巻いた富山一・大塚監督、亡き友人とともに決勝へ”. ゲキサカ (2011年1月14日). 2020年1月27日閲覧。
  5. ^ a b 2005年のメッセージ”. HIROMITSU ISOGAI OFFICIAL WEBSITE (2005年4月8日). 2020年1月27日閲覧。
  6. ^ 松尾祐希 (2021年3月2日). “城彰二氏以来、27年ぶりの快挙!ジェフ千葉の高卒ルーキーはなぜプロデビュー戦弾を決められたのか?”. サッカーダイジェストWeb. 2021年10月29日閲覧。
  7. ^ 「延長再度"仲良し優勝"船橋 - 四日市、相譲らず」『読売新聞』1980年8月3日 14版 18面。 
  8. ^ 第41回全日本少年サッカー大会、開幕目前!影山雅永 U-18日本代表監督が出場選手にメッセージ”. 日本サッカー協会 (2017年12月23日). 2020年1月27日閲覧。
  9. ^ 「日本ユース代表中国遠征 世界に向けて日本ユース代表快調なスタート」『サッカーダイジェスト』1985年7月号、日本スポーツ企画出版社、48-49頁。 
  10. ^ 全国高等学校体育連盟サッカー専門部 編『高校サッカー100年』講談社、2019年、176-177・269頁。ISBN 978-4-06-220356-2 
  11. ^ 日本サッカーリーグ 編『日本サッカーリーグ・イヤーブック '90→'91』日本サッカーリーグ、1990年、103・117頁。 
  12. ^ 「日本サッカーリーグ全史」編集委員会 編『日本サッカーリーグ全史』日本サッカーリーグ、1993年、243頁。 
  13. ^ 「JSL NETWORK」『ストライカー』1991年9月号、学習研究社、147頁。 
  14. ^ 日程・結果”. J.League Data Site. 2020年1月27日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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