岡見正美
岡見 正美[注 1](おかみ まさみ、1852年6月1日(嘉永5年4月14日[1]) - 1920年(大正9年)11月8日[2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。功四級[3]。
経歴
編集近江彦根藩領犬上郡彦根町(滋賀県犬上郡彦根町を経て現彦根市)出身[1]。士族・岡見安の長男として生まれ、1872年(明治5年)家督を相続する[1]。同年、陸軍歩兵少尉に任じ[1]、台湾守備歩兵第5連隊長、歩兵第17連隊長などを経て、1899年(明治32年)8月、大佐に進む[3]。1902年(明治35年)11月、陸軍少将に進級と同時に予備役に編入するが、日露戦争の開戦により召集を受け1904年(明治37年)2月、留守歩兵第21旅団長に補され、1906年(明治39年)2月、召集解除となった[2][3]。
栄典
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』42頁や『日本陸軍将官辞典』172頁では政美とあるが公文書では正美とある。
出典
編集参考文献
編集- 人事興信所 編『人事興信録 初版』人事興信所、1903年 。
- 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026。
- 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738。