岡山後楽園バス
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岡山後楽園バス(おかやまこうらくえんバス)は宇野自動車が運行する、岡山駅と岡山県立美術館・後楽園を結ぶシャトルバス。2017年4月27日運行開始[1]。
概要
編集岡山大学地域総合研究センターが主宰する産学連携の研究組織「岡山まちとモビリティ研究会」において、岡山を代表する観光地へのアクセスや観光振興などの観点から、バス事業者らに「岡山駅と後楽園等を結ぶバス」の運行を提案[2]。同会の会員となっているバス事業者5社(両備ホールディングス、岡山電気軌道、下津井電鉄、八晃運輸、宇野自動車)[3]のうち、宇野自動車がこの提案に応じる形で運行を開始したものである。
運行に当たって、宇野自動車は専用のラッピングバスを用意。車内無料Wi-Fiを設置した大型ワンステップバスで、座席数は35席。停留所は「岡山駅(1番のりば)」「岡山県立美術館」「後楽園」のみとした。運賃は現金の他、ICカード「Hareca」での決済にも対応するが、宇野自動車がスルッとKANSAI非加盟のため、交通系ICカード全国相互利用サービス対応の各カードでの相互利用は出来ない。
なお、岡山駅と後楽園の間はこれまで岡山電気軌道が18系統(岡山駅 - 後楽園 - 藤原団地方面)を運行しているほか、東山本線(軌道線)城下停留場を最寄りとして案内しており、これらと競合する形となった。岡山電気軌道は「岡山後楽園バス」運行開始の同日(2017年4月27日)からノンストップ系統「後楽園経由蓬莱橋・夢二郷土美術館行き」を新設。同年10月には中型バスの屋根の4割を超硬質ポリカーボネート材にした「スカイビューバス」を投入する[4]など、後楽園への交通手段が多彩になっている。
沿革
編集脚注
編集- ^ “後楽園とJR岡山駅結ぶバス、27日運行開始”. 朝日新聞. (2017年4月18日) 2018年4月30日閲覧。
- ^ “岡山まちとモビリティ研究会を公開実施 「岡山後楽園バス」お披露目”. 岡山大学地域総合研究センター (2017年4月24日). 2018年4月30日閲覧。
- ^ “お知らせ”. 宇野自動車. 2018年4月30日閲覧。。「2017年4月24日」の記事に記述あり。
- ^ “スカイビューバスで景観楽しんで 岡山駅―後楽園、岡電10月運行”. 山陽新聞. (2017年9月29日) 2018年4月30日閲覧。
- ^ “岡山後楽園バス 100円に値下げ 宇野自動車、2月1日から”. 山陽新聞. (2018年1月29日) 2018年4月30日閲覧。
関連項目
編集- めぐりん - 八晃運輸の運行する市内循環バス。本路線同様、両備バス・岡電バス等の既存路線と競合。