山田慎也

日本の民俗学者

山田 慎也(やまだ しんや、1968年 - )は、日本の民俗学者国立歴史民俗博物館教授・副館長。総合研究大学院大学教授。博士(社会学)。専門は日本葬送

山田 慎也
人物情報
生誕 山田 慎也
1968年
日本の旗 日本 埼玉県
国籍 日本の旗 日本
出身校 慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学
学問
研究分野 民俗学
研究機関 国立歴史民俗博物館
学位 博士(社会学)
主要な作品 『現代日本の死と葬儀』他
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経歴

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学歴

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1968年埼玉県出身[1]1992年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1994年、同大学院社会学研究科修士課程修了。1997年、同研究科博士課程単位取得満期退学。2000年博士(社会学)の学位を取得[2]

職歴

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1997年、国立民族学博物館講師(COE研究員)。翌1998年、同民俗研究部助手。2002年オックスフォード大学日産インスティテュート及びセントアントニーズコレッジ客員研究員。2007年、国立歴史民俗博物館研究部助教。同年8月、准教授。2008年総合研究大学院大学准教授。2019年、国立歴史民俗博物館研究部教授[3]、2022年、同副館長。

2008年頃から難聴を発症し、補聴器を利用している[4]

著書

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  • 国立歴史民俗博物館, 常光徹, 伊藤展安『もうひとつの世界 : 妖怪・あの世・占い』岩崎書店〈歴史図鑑〉、2001年。CRID 1130282269862129792 
  • 山田慎也『現代日本の死と葬儀 : 葬祭業の展開と死生観の変容』東京大学出版会、2007年。CRID 1130000794818498176 
  • 山田慎也『現代の葬送儀礼』国立歴史民俗博物館〈歴博映像フォーラム〉、2007年。CRID 1130282268633899008 
  • 山田慎也『「共同研究」身体と人格をめぐる言説と実践』国立歴史民俗博物館〈国立歴史民俗博物館研究報告〉、2011年。CRID 1130282269242596224 
  • 村木二郎, 山田慎也, 卯田宗平『信仰と儀礼の歴史学』総研大日本歴史研究専攻・国立歴史民俗博物館〈歴史研究の最前線〉、2012年。CRID 1130282273161780480 
  • 『近代化のなかの誕生と死』岩田書院、2013年。CRID 1020000782108561666 
  • 国立歴史民俗博物館, 山田慎也『近代化のなかの誕生と死』岩田書院〈歴博フォーラム〉、2013年。CRID 1130000793887733504 
  • 国立歴史民俗博物館, 山田慎也, 鈴木岩弓『変容する死の文化 : 現代東アジアの葬送と墓制』東京大学出版会、2014年。CRID 1130000797651159808 
  • 山田慎也, 土居浩『無縁社会の葬儀と墓 : 死者との過去・現在・未来』吉川弘文館、2022年。CRID 1130293003870576646 

監修

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  • 山田慎也『由来からわかる日本と世界の行事図鑑』スタジオタッククリエイティブ、2020年。CRID 1131412884269344160 

論文

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  • 山田慎也「葬制の変化と地域社会:和歌山県東牟婁郡古座町の事例を通して」『日本民俗学』第203号、東京 : 日本民俗学会、1995年8月、23-59頁、CRID 1520853832287105152ISSN 04288653 
  • 山田慎也「現代日本における葬儀と死生観の変容に関する民俗学的研究」『慶応義塾大学大学院社会学研究科紀要 : 社会学心理学教育学』第52巻、慶應義塾大学大学院社会学研究科、2001年、92-96頁、CRID 1050564287358331904ISSN 0912-456X 
  • 山田慎也「死者とともに暮らす生活-上久堅の民俗調査から」『伊那民俗 60号』2005年、3-5頁、CRID 1010282256796690307 
  • 山田慎「近代における遺影の成立と死者表象-岩手県宮守村長泉寺の絵額・遺影奉納習俗を通して-」『国立歴史民俗博物館研究報告』第132巻、2006年、287-325頁、CRID 1010282256796690304 
  • 山田慎也「死者を描き奉納すること : 岩手県遠野地方の絵額奉納から(第十部会,<特集>第六十五回学術大会紀要)」『宗教研究』第80巻第4号、日本宗教学会、2007年、1252-1254頁、CRID 1390282680927222016doi:10.20716/rsjars.80.4_1252ISSN 03873293 
  • 山田慎也「いますがごとくの葬送:秋田県男鹿市のある酒造旧家の葬儀を通して」『東北文化研究室紀要』第51巻、仙台 : 東北大学大学院文学研究科東北文化研究室、2009年、70-62頁、CRID 1520572357222110208ISSN 13430939 
  • 山田慎也「死への思いと葬祭業者」『アジア遊学』第124号、東京 : 勉誠社、2009年7月、54-62頁、CRID 1521136279772580608 
  • 山田慎也「葬儀の行方 : 私らしい葬儀と死後の観念」『Atプラス : 思想と活動』第6号、東京 : 太田出版、2010年11月、110-118頁、CRID 1522543655554346368 
  • 山田慎也「枕団子と死者の想」『国立歴史民俗博物館研究報告』第174巻、国立歴史民俗博物館、2012年3月、31-42頁、CRID 1390009224089740032doi:10.15024/00002027ISSN 0286-7400 
  • 山田慎也「死絵における死のイメージ」『東北文化研究室紀要』第54巻、東北大学大学院文学研究科 東北文化研究室、2013年3月、106-110頁、CRID 1050001202730707456ISSN 1343-0939 
  • 山田慎也「『明譽眞月大姉葬儀写真帖』からみた近代の葬列の肥大化」『国立歴史民俗博物館研究報告』第199巻、国立歴史民俗博物館、2015年12月、115-141頁、CRID 1390853649019965568doi:10.15024/00002261ISSN 0286-7400 
  • 山田慎也「無縁化する墓と墓じまいへの対応」『冠婚葬祭総合研究所論文集』第2巻、2016年、7-10頁、CRID 1010000781856600324 
  • 山田慎也「葬送儀礼における供花と菊の利用」『葬送文化』第18号、那須烏山 : 日本葬送文化学会、2017年1月、13-25頁、CRID 1521136279771397248 
  • 山田慎也「共同研究「民俗儀礼の変容に関する資料論的研究」の経過と概要」『国立歴史民俗博物館研究報告』第205巻、国立歴史民俗博物館、2017年3月、1-6頁、CRID 1390290699066559616doi:10.15024/00002318ISSN 0286-7400 
  • 山田慎也「告別式の平準化と作法書」『国立歴史民俗博物館研究報告』第205巻、国立歴史民俗博物館、2017年3月、363-386頁、CRID 1390290699066561792doi:10.15024/00002326ISSN 0286-7400 
  • 山田慎也「納骨堂の成立とその集合的性格」『現代日本の葬送と墓制』2018年、63-86頁、CRID 1010566775452981249 
  • 山田慎也「変容する死の文化と民俗学研究」『日本民俗学会日本民俗学』第300巻、2019年、66-82頁、CRID 1010286980803773449 
  • 山田慎也「看取りから葬送へのコミュニティは形成されるのか?」『日本文化人類学会研究大会発表要旨集』日本文化人類学会第53回研究大会、日本文化人類学会、2019年、F4、CRID 1390845702294163840doi:10.14890/jasca.2019.0_f4ISSN 2189-7964 
  • 山田慎也「高齢化社会における葬儀の変容と共同性の探究」『生活協同組合研究』第517巻、生協総合研究所、2019年2月、5-12頁、CRID 1390014183337975296doi:10.57538/consumercoopstudies.517.0_5ISSN 0911-1042 
  • 山田慎也「[研究ノート] 気仙沼における東日本大震災犠牲者の葬送」『国立歴史民俗博物館研究報告』第214巻、国立歴史民俗博物館、2019年3月、303-316頁、CRID 1050565162622121216ISSN 0286-7400 
  • 山田慎也「葬儀考察 日本の葬送儀礼と葬儀産業の展開(第1回)葬儀とは」『フューネラルビジネス』第25巻第4号、東京 : 綜合ユニコム、2020年4月、66-68頁、CRID 1520573330778080896 
  • 山田慎也「墓地と地域性」『建設コンサルタンツ協会会誌』第288号、東京 : 建設コンサルタンツ協会、2020年7月、16-19頁、CRID 1521417754729688448 
  • 山田慎也「変わりゆく葬儀(第1回)花をこしらえる」『Rekihaku』第4巻、佐倉 : 人間文化研究機構国立歴史民俗博物館、2021年10月、98-100頁、CRID 1521980706175980032 
  • 山田慎也「仏壇とは何か(6)日本人は家の中で死者をいかに弔うようになったのか」『月刊住職』第24巻第5号、東京 : 興山舎、2022年5月、129-133頁、CRID 1520010864687925760 
  • 山田慎也「火葬の臭煙と煙突のゆくえ」『Rekihaku』第7巻、佐倉 : 人間文化研究機構国立歴史民俗博物館、2022年10月、34-36頁、CRID 1520012777806523136 
  • 山田慎也「葬送の習俗が揺らいでいる深層にあるもの(40)火葬中なのになぜ精進落としをするようになったか」『月刊住職』第25巻第2号、東京 : 興山舎、2023年2月、125-129頁、CRID 1520576756482278912 
  • 山田慎也「変わりゆく葬儀(第4回・完)故人と別れる」『Rekihaku』第8巻、佐倉 : 人間文化研究機構国立歴史民俗博物館、2023年2月、102-104頁、CRID 1520577215747856640 
  • 山田慎也「葬送の習俗が揺らいでいる深層にあるもの(49)多数が施設で亡くなる現実に施設は何をしているのか」『月刊住職』第26巻第2号、東京 : 興山舎、2024年2月、121-125頁、CRID 1520580682435600768 

連載

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科研費

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脚注

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外部リンク

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