山本賢治
日本の漫画家
概要
編集1993年、富士美出版『COMIC CANDY TIME』同年5月号にてデビュー。それ以降は成年漫画を中心として、主に電波系・グロ系統の漫画を発表していたが、秋田書店『週刊少年チャンピオン』にて『スカルポイント』を短期集中連載し、少年誌デビューを果たす。その後、ブロッコリーのカードゲームのメディアミックス漫画『カオシックルーン』を連載したほか、メディアファクトリー『月刊コミックアライブ』では『ガイスターバーン』を、『週刊少年チャンピオン』では手塚治虫の『ブラック・ジャック』のリメイク版『ブラック・ジャック〜黒い医師〜』を、それぞれ発表している。
リメイク版では基本的な展開は原作に忠実だが、グロを含めたブラックな描写や萌え描写が色濃く表現されるほか、『カオシックルーン』の登場人物をゲスト役として何人も登場させる、いわゆるスターシステムを導入している。
2007年に網膜剥離および緑内障を患い視力が低下したため、『カオシックルーンEs』は休載扱いとなっている。
韮沢靖とは近所付き合いの仲であり、『CRIMEZONE -クリム・ゾン-』のクリーチャーデザインを頼んでいる。
作品リスト
編集漫画作品
編集- フォールinらぶ(フランス書院刊)
- 天使のオプション(フランス書院刊)
- ダンスはこれから(フランス書院刊)
- 毒電波ブギ(富士美出版刊)
- 正拳シンデレラ(ワニマガジン社刊)
- SPEED(ワニマガジン社刊)
- 恋愛パラノイア(蒼竜社刊)
- 高速ドリルディ(蒼竜社刊)
- 寝ても覚めても(ワニマガジン社刊)
- 直撃スパイS(蒼竜社刊)
- ラジカルフィスト(『コミックガム』連載、ワニブックス刊、単巻)
- デッド・コメディーズ(ワニマガジン社刊)
- デッド・ゲーム(ワニマガジン社刊)
- くノ一乱風帖(ワニマガジン社刊、上下巻)
- フレンチ姦姦(メディアックス刊)
- カオシックルーン(『週刊少年チャンピオン』連載、秋田書店刊、全8巻)
- カオシックルーンEs(『チャンピオンRED』連載・休載中、秋田書店刊) ※既刊5巻(2007年5月18日時点)
- ブラック・ジャック〜黒い医師〜(『週刊少年チャンピオン』連載、秋田書店刊、全3巻)
- ガイスターバーン(『月刊コミックアライブ』連載、メディアファクトリー刊)
- まゆたんのお家(『チャンピオンRED』連載 → 『チャンピオンクロス』 → 『マンガクロス』 ※シリーズ連載、全1巻)
- スパイ忍者Zちゃん(『月刊ヤングチャンピオン烈』2022年No.11掲載読み切り)
- 好き好きベム先生(『ヤングチャンピオン』2023年No.1掲載読み切り)
- 半裸ーメン(『月刊ヤングチャンピオン烈』2023年No.4掲載読み切り)
- 死霊のルンルン(『ヤングチャンピオン』2023年No.11掲載読み切り)
- 苛烈にぶらじーね(『ヤングチャンピオン』2023年No.11、2024年No.15、『月刊ヤングチャンピオン烈』2023年No.8 - 掲載、シリーズ連載)
- ワイルド番地(『月刊ヤングチャンピオン烈』2024年No.1掲載読み切り)
漫画原作作品
編集- trash.(作画:D.P、『月刊ヤングチャンピオン烈』連載、秋田書店刊、全11巻)
- CRIMEZONE -クリム・ゾン-(作画:刻夜セイゴ、『月刊ドラゴンエイジ』連載、富士見書房刊、全5巻)
その他の作品
編集逸話
編集脚注
編集出典
編集- ^ 山本賢治 [@yama_kenboboso] (2012年12月12日). "自分の単行本のタイトルがわからずウィキペデった。そしたらデタラメな事が書いてあってびっくり!僕が医者に言われたのは「テニス肘」だっ!". X(旧Twitter)より2021年8月26日閲覧。
外部リンク
編集- 山本賢治 (@yama_kenboboso) - X(旧Twitter)
- 山本賢治:公開作品 - マンガ図書館Z