山手学院中学校・高等学校

神奈川県横浜市栄区にある中高一貫校
山手学院中学校から転送)

山手学院中学校・高等学校(やまてがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、神奈川県横浜市栄区上郷町に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校高等学校

山手学院中学校・高等学校
地図北緯35度22分0.9秒 東経139度34分32.6秒 / 北緯35.366917度 東経139.575722度 / 35.366917; 139.575722座標: 北緯35度22分0.9秒 東経139度34分32.6秒 / 北緯35.366917度 東経139.575722度 / 35.366917; 139.575722
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人山手英学院
設立年月日 1966年昭和41年)
創立者 江守節子
松信幹男
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 併設型
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード D114310000277 ウィキデータを編集(高等学校)
C114310000233 ウィキデータを編集(中学校)
高校コード 14531K
所在地 247-0013
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要

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有隣堂書店とは密接なつながりがあり、創設者姉弟(江守節子、松信幹男)は同書店創業社長の長女と七男であり、現理事長・学院長は次女である。出典:『YAMATE・25』(山手学院25周年記念誌)。

建学の精神

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「未来への夢をはぐくみ、その夢の実現をたくましくになっていく人」すなわち「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間を育てる」

建学の精神を実現するために「三本の柱」を教育方針に定めている。三つの柱の中心にある自由とは、自らに誇りを持つとともに、他者の誇りと他者の自由を尊重する姿勢の上に成り立つ自由で、すなわち「Wise Freedom」という。

  • 国際交流 - Global Understanding and Cultural Exchange
  • 教科教育/進路指導 - Learning for Life
  • 誠人教育 - The 3 Cs ・・・ Courtesy(礼儀正しさ)、Compassion(真心・思いやり)、Courage(勇気)

国際交流

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建学の精神にもあるように、国際的な人間を育てることを目指している。それゆえ、中学3年生でオーストラリアへ、高校2年生で北米へ、それぞれ現地でホームステイをする修学旅行を実施している。海外へ行くだけでなく、海外から日本へ高校生を招くリターンヴィジットも実施しており、国際的な交流の機会を多く設けている。また、学校法人となる以前の山手学院の前身が英語塾であることから、その名残で現在でも英語教育を重点的に行っている。中学生では、オーストラリア研修に向け、Englishというイギリス英語の授業が行われている。

中学3年、高校1年の7月末から10日間シンガポールのACSインターナショナルスクールの授業に参加したり、ディスカッションプレゼンテーションをする希望制のプログラムを実施している。9月にはリターンビジットも実施されている。

沿革

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出典[1]
  • 1966年昭和41年) - 山手学院中学校設立(男子校)、2年間の入寮義務化。
  • 1969年(昭和44年)
    • 山手学院高等学校設立、男女共学化。
    • アメリカ研修旅行開始(ワシントン州デイトン市)。現在まで継続している。
    • この当時、学院近くの港南台遺跡群第2次調査(1969年12月~1970年3月)で行われていた榎戸第4遺跡発掘調査現場に歴史研究部の生徒が侵入し、遺物を持ち去り遺構を乱掘して調査を台無しにする不祥事が発生[2]
  • 1970年(昭和45年) - 全寮制となる。
  • 1979年(昭和54年) - 寮内で運動部員が暴力を振るっていたとして神奈川県警察が生徒6人を傷害容疑で逮捕、25人が補導。生徒の飲酒を黙認していたとして指導員が取り調べを受ける。寮内では1975年(昭和50年)にも暴力事件が発生しており警察沙汰は2回目[3]
  • 1980年(昭和55年) - 高等学校の通学制導入。
  • 1982年(昭和57年) - 中学校の通学制導入。
  • 1986年(昭和61年) - 高等学校に理数コースを設置。
  • 2002年平成14年) - 週5日制導入。
  • 2010年(平成22年) - 併設型中学校・高等学校認可。この年の中学入学生から、高校進学時における高校入学生との混成クラス編成がなくなり、中高一貫クラス編成を施行。

(出典:学校公式サイト[4]

部活動

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運動部

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  • 空手道部
  • 弓道部
  • 剣道部
  • 硬式野球部(高校のみ)
  • 軟式野球部(中学のみ)
  • サッカー部
  • 柔道部
  • 水泳部
  • 卓球部
  • ダンス部
  • チアリーダー部
  • テニス部
  • バスケットボール部
  • バドミントン部
  • バレーボール部
  • マウンテンバイク部
  • ラグビー部
  • 陸上競技部

文化部

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  • アニメーション部
  • 囲碁・将棋部
  • 演劇部
  • 合唱部
  • 華道部
  • 軽音楽部(高校のみ)
  • 茶道部
  • 写真部
  • 書道部
  • 吹奏楽部
  • 生物部
  • 箏曲部
  • 日本画部
  • ねころ部
  • 美術部
  • 文藝創作部
  • ボランティア部
  • 理工学部

交通アクセス

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出典 : [5]

鉄道
路線バス
乗車駅 系統 下車停留所 運行事業者
JR根岸線 港南台駅 45211 「横浜女子短期大学前」 横浜市営
港31・港81・港82港33・港39・港87港35・港55港36・港40港93 「山手学院入口」 神奈中

著名な出身者

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脚注

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  1. ^ 沿革 学院紹介”. 山手学院中学校・高等学校. 2019年1月23日閲覧。
  2. ^ 川上 1976, pp. 137–145.
  3. ^ とんだ「自由な校風」寮内で酒盛り・暴行 高校生6人逮捕『朝日新聞』1979年(昭和54年)6月15日朝刊 13版 23面
  4. ^ 沿革 学院紹介”. 山手学院中学校・高等学校. 2019年1月23日閲覧。
  5. ^ アクセスマップ”. 山手学院中学校・高等学校. 2024年11月16日閲覧。

参考文献

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  • 川上, 久夫 著、社会教育部文化財保護課 編『港南台(横浜市港南台土地区画整理事業にともなう調査)』神奈川県教育委員会〈神奈川県埋蔵文化財調査報告9〉、1976年3月31日。 NCID BN14794349 

関連項目

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外部リンク

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