山崎 まどか(やまさき まどか、1970年[1] - )は、日本コラムニストライター翻訳家

山崎 まどか
誕生 1970年(53 - 54歳)
日本の旗 日本東京都
職業 コラムニスト翻訳家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 清泉女子大学文学部卒業
活動期間 1986年 -
主題 サブカルチャー少女文化映画評論
代表作 『オードリーとフランソワーズ』ほか
デビュー作 『ビバ! 私はメキシコの転校生』
公式サイト Romantic au go! go!
ウィキポータル 文学
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「乙女カルチャー」[2]を標榜し、少女文化若者文化映画音楽などの紹介を中心にさまざまなメディアで文章を書いている。

来歴・人物

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東京都出身。

小学生の頃、父親の仕事の関係で2年間メキシコで暮らし、リウス夫妻の設立した現地のフリースクール「トラウィカ学園」で学ぶ。3年生で帰国後は公立小学校へ通うが、いじめを受け不登校となり4年生で[3]学校法人明星学園に転校。 このときの体験を1986年、15歳の時に『ビバ! 私はメキシコの転校生』と題し手記として出版した。 鴻上尚史による『朝日新聞』での同書の紹介をきっかけにマスコミに注目され、中森明夫には「女子中学生文化人」という肩書きで雑誌に紹介され、『ホットドッグ・プレス』などの各種メディアに取り上げられた[4]

16歳の夏に両親が離婚[5]。高等学校卒業まで同学園に通い[3]、清泉女子大学在学時より雑誌『朝日ジャーナル』でライターとして活動しはじめる[2]清泉女子大学文学部卒業[6][7]

1998年に自身のウェブサイトを開設[2][8]。雑誌『Olive』で2001年から連載(「東京プリンセス」、『オリーブ少女ライフ』に収録)を持つなどコラムを手掛けるようになり、2002年に単行本『オードリーとフランソワーズ』を刊行[2][8]

FRaU』、『VOGUE NIPPON』、『25ans』、『CDジャーナル』、『STUDIO VOICE』、『暮しの手帖』、『本の雑誌』など、多数の雑誌で映画、音楽、ファッションをはじめとするサブカルチャー洋書などの紹介コラムを執筆している。

『Olive』周辺を初めとする少女文化や、アメリカの学園文化への幅広い知識とこだわりを持つ。

小説家の柚木麻子とは著書の帯にコメントを寄せられるなどの親交がある[9]

講談社アイドルオーディションミスiD」の2013、2014、2016の選考委員を務める[10]。2019年にはミスiD2020のオブザーバーに就任する[11]

父親は東京経済大学名誉教授で、翻訳家の山崎カヲル、母親はライター翻訳家・ヴォイスヒーラーの渡邊満喜子(山崎満喜子名義でも著書・訳書がある。2009年没[12][7]

単行本

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共著・編著

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対談:山崎まどか×金原由佳「私たちの90年代アメリカ映画」収録
コラム「映画でブルックリンを歩けば」収録
  • 『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック True Prep』(日本版監修、リサ・バーンバック, チップ・キッド、篠儀直子訳、スペースシャワーネットワーク、P-Vine Books) 2012 ISBN 978-4906700387
  • 『インディ・ポップ・レッスン: Twee Grrrls Clubのフェイバリット・ディスクガイド』(Twee Grrrls Clubほか共著、DU BOOKS) 2012 ISBN 978-4925064606
  • 『英国男子』(監修、スペースシャワーネットワーク、EYESCREAM 2014年3月号増刊) 2014
  • トム・クルーズ キャリア、人生、学ぶ力』(フィルムアート社) 2014 ISBN 978-4845913237
  • 『ぱっちり、朝ごはん』(河出書房新社、おいしい文藝) 2015.4 ISBN 978-4309023755
アンソロジーエッセイ集。「朝ごはん日和」収録

翻訳

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脚注

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  1. ^ Book Japan:レビュワー一覧 山崎まどか 2011年7月24日参照
  2. ^ a b c d SHOT Magazine:山崎まどかさんに聞く「女子の読書道」”. SHOT Magazine (2009年7月30日). 2012年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年7月30日閲覧。
  3. ^ a b 山崎 2014, p. 65.
  4. ^ 山崎 2014, pp. 48–50.
  5. ^ 山崎 2014, p. 83.
  6. ^ 山崎まどか (2005年6月). “山崎 まどかさんインタビュー”. ブックサービス. 2015年1月18日閲覧。
  7. ^ a b 永江, 朗『新・批評の事情』原書房、2007年、223-228頁。ISBN 978-4-562-04074-2 
  8. ^ a b 山崎まどか (2006年10月1日). “ネットによって好きなことが仕事になる/山崎まどかさん〈1〉”. 日経トレンディネット. 日経BP. 2015年1月18日閲覧。
  9. ^ 山崎まどか『女子とニューヨーク』 (メディア総研出版部)”. メディア総合研究所. 2013年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月25日閲覧。
  10. ^ ミスiD2016 選考委員 - 講談社(2021年3月3日閲覧)
  11. ^ 映画監督・山戸結希と作家・山崎まどか、ミスiDオブザーバーとして女の子のための“映画研究会”を発足 - oricon ME、2019年5月15日(2021年3月3日閲覧)
  12. ^ お知らせ(2009年9月13日)、Romantic au go! go!、2013年10月18日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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